75年前、この菊名の地に菊名小学校が誕生しました。開校前の日本は戦争が終わったばかりで物資がなかった時代です。当時の様子を紙芝居にして、子どもたちに伝えました。菊名小学校は保護者、地域の方々の熱い思いを受けながら生まれ育ってきたことが子どもたちに伝わるといいです。

以下は、紙芝居の絵と語り文です。

菊名小はじめてのもがたり「みんなでつくった菊名小」.pdf [ 6440 KB pdfファイル]

【語り文】

むかしの菊名には、小学校がありませんでした。 子どもたちは、遠くの大綱小学校まで通っていました。 大綱小学校は子どもが多く、教室も足りなくなっていました。

「菊名にも小学校をつくってほしい!」 地域の人たちは何度も横浜市にお願いしました。 戦後の大変な時代でしたが、あきらめませんでした。

お願いを続けた結果、 ついに菊名に小学校をつくってよいという許可が出ました。 みんなは大喜び。 でも、まだ学校を建てる場所を決めなければなりませんでした。

学校を建てる場所は、でこぼこの丘でした。 今のような工事の機械はありません。 人々はスコップで土を掘り、 もっこや天びん棒で土を運びました。 とても大変な仕事でした。

もっと広い校庭をつくるため、 人々は力を合わせました。 珍しかったブルドーザーも使われ、 少しずつ学校らしい形になっていきました。

昭和26年9月20日、 ついに菊名小学校が開校しました。 新しい木造校舎には6つの教室がありました。 でも児童は多く、一部の学年は大綱小学校を借りて勉強していました。

学校のまわりには木がほとんどありませんでした。 そこで地域の人たちが木を植えてくれました。 通学路もみんなで整えてくれました。 菊名小学校は地域のみんなに支えられて育っていったのです。

校章やプールもでき、 学校は少しずつ立派になりました。 菊名小学校は、 地域の人々、PTA、先生方、子どもたちの力でつくられた学校です。 その思いは、今の菊名小学校にも受けつがれています。