/1「桃色」

梅の花が咲きました。去年とほとんど同じ時期の紅梅の開花です。ピンクの花弁がまぶしいです。空の青も心なしか濃くなってきたように感じます。

4年間あまり、開かずの間となっていた3階の視聴覚室は床の改修工事が終わりました。ピンクの床がまぶしいです。すでに子どもたちの学習で活用されています。 

もうすぐ立春。校舎の外も校舎の中もピンクがトレンドの平戸台です。

 

1/20「素材」

 3年生の図工。水彩絵の具と思いきや、子どもたちが各地から集めてきた土や粘土、砂に糊を混ぜて作った絵の具です。世界に一つしかない絵の具で、筆のみならず指や手の平で思い思いの絵を描きました。色の違いや質感の違いが、作品に奥深さ、力強さをもたせています。子どもたちはもちろん、先生からも「cha-cha-chaした!」と充実感があふれていました。

 

1/7「スタート」

積もった雪は眩い光を放つ太陽によって、あっという間に溶けていきます。子どもたちが寒さを忘れて日陰に残った雪と遊んでいます。

校長室のドアをノックする音が聞こえます。たくさんのお客様が大きな年賀状を届けくれました。お礼を言う間もなく、お客様たちは疾風のように去っていきました。

 令和4年、穏やかにそして賑やかに初日を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。

 

12/25「感」

私にとっての「今年の漢字」です。今年は心動かされることの連続だったと振り返っています。そして、この「感」を来年につなげていきたいと考えています。

令和3年、大変お世話になりました。

 よいお年をお迎えください。

 

 

12/22「次々」

おもちゃの作り方を説明するために文章の作り(構成)を学びます。相手にわかりやすく伝えるためにおもちゃについて調べます。漢字、ひらがな、カタカナを駆使して説明書(説明文)を書きます。いつでも読んでもらう相手のことを考えながら書きます。書き上がると実際におもちゃを作ります。作ったおもちゃで遊んでもらうためのお店屋さんづくりの計画を立てます。そしていよいよ、お客さんを招待して楽しい時間がスタートです。

学びは次々とつながり、広がり、豊かになっていきます。 

 

12/13「残すところ」

2021年に子どもたちが登校する日は、残すところ、今日でちょうど十日です。

近頃、子どもたちの様子を見ていて「大きくなったなぁ」とつくづく感じます。

「できること」への感謝の気持ちを新たにした今年もあとわずか。

 2022年も「元気が一番」で「ひらりんcha-cha-cha」しましょう!

 

11/17「再生」

正門を入ってすぐ右側。誰にも気に留めてもらえない場所がありました。落ち葉や泥、苔が覆いかぶさり、人を寄せ付けない雰囲気さえ…。テーマは「あるものをいかす」です。積もった落ち葉を掃き、泥をかいて、苔を洗い流す。錆をとってペンキを塗れば、また一つ、平戸台小学校の素敵な場所が再生します。

手前の流水実験装置で5年生が理科「流れる水のはたらき」の実験をしています。その奥にある憩いの場所(名前を付けたいです)には、休み時間になると本を読んだり、お話をしたり、鬼ごっこでくたくたの体を休めたり、と子どもたちが集います。

実は、次なる「あるものをいかす」作戦はすでにスタートしています。ご期待ください。

 

11/6「電光石火」

「草が生い茂り、通学路が狭くなっている。危険も伴う。」

地域の方々との会話から24時間後、平戸川清掃とのタイミングもあり、電光石火のごとく、除草作業が終了しました。

子どもたちの健康と安全を願っている地域の方々はたくさんいらっしゃいます。汗をかき、皆さんとの交流を楽しみながらの作業。元気にこの道を通学していく子どもたちの姿をイメージしながら。

オレンジの部分まで草が伸びていました。広くなった歩道。マナーを守って通学しましょう。

 

 10/28「羊雲」

未明に降った雨は日の出とともに止んだようです。今朝、家を出ると空にはきれいなひつじぐもが浮かんでいました。きちんと整列しているひつじぐも。広い空にのびのびと、自由に浮かびながら、それでいてまとまりがある様子に、平戸台の子どもたちの姿が重なりました。

一日は大人にとっても子どもにとっても同じ24時間ですが、生きてきた時間に対する割合で考えれば、子どもたちの一日はとても長い時間になります。

今日も大切で貴重な一日を楽しく過ごしてほしいと願いました。

 

10/25「豊作」

10/16(土)。皆様からのご支援をいただき、運動会が無事に終了しました。力いっぱい演技や競技に取り組む子どもたちの姿は輝いていました。当日を迎えるにあたり、子どもたちの健康管理や準備、練習等の学習に対するご理解とご協力に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

雨が降るたびに秋が深まっていくようです。実りの秋、5年生のお米と2年生のサツマイモが豊作です。収穫を喜ぶと同時にこれまでご指導、ご支援いただいたボランティアの皆様への感謝を忘れてはなりません。

本物体験を重視した学習はこれからも続きます。子どもたちの学びを支えていただく「台小サポーターズ」の活動を徐々に再開したいと思います。引き続き感染防止対策には万全を期してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

右は稲刈りの様子。稲を干し、脱穀、もみすり、精米と学習は続きます。

左はサツマイモのつる。大量のおイモは写っていませんが、このつるがこれから大変身していきます。

 

9/22「創作」

子どもたちはものづくりが大好きです。イメージ通りのものができないとあきらめてしまうこともありますが、しばらくすると、再び新たな挑戦を始めます。制作の過程で頭と心をフル回転させて、様々なことを獲得していくのです。

高学年児童の夏休みの作品です。どれも素晴らしい出来栄えです。

低学年児童の休み時間・放課後の作品です。砂団子、たくさん作りました!

 

9/21「中秋の名月」

中秋の名月と満月が重なるの8年ぶりらしいです。今年も職員玄関に満月がのぼりました。

 

9/14「継続」

昇降口を入った右側の壁に「平戸台小図書館」のコーナーがあります。季節や行事などにあわせた飾りつけや掲示が施され、その時季にあった読み物が紹介されています。さらに、毎日欠かすことなく1ページずつめくられていく百科事典が置いてあり、その日の歴史や出来事、それにまつわる人物などが紹介されています。

学校司書の先生が、様々なところで、子どもたちが本に親しむchanceを提供しています。ひらりんcha-cha-cha!

 

 9/9「共演」

朝晩の空気、空の青、吹く風…。秋を感じることが多くなってきました。花壇では夏と秋の花の共演がきれいです。1年生がアサガオの種を熱心に集めています。

写真のうしろでは5年生が育てている稲が順調に成長しています。徐々にこうべが垂れてきました。スズメたちが行ったり来たりしながら、その様子を気にしているようです。

分散登校は少し寂しいですが、子どもたちの「ひらりんcha-cha-cha」は進んでいます。

 

9/7「活用」

子どもたちのタブレット端末の活用が進んでいます。塗り絵、ビンゴゲーム、タイピング、ドリル学習、資料収集、そしてロイロノートによるデータのやりとりや共有などなど。新型コロナウイルス感染症予防のための自宅学習はもちろん、今後の学習ツールとしての定着を図ります。

明日以降、子どもたちが家庭にタブレット端末を持ち帰ります。学校からのお知らせをご確認いただきながら、子どもたちのタブレット端末の適切な利活用にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

9/2「ロイロノートで健康観察」

久しぶりの 校長室より の更新です。

学校が再開し、子どもたちが戻ってきました。嬉しい限りです。しかし、新型コロナウイルス感染症防止のために、様々な制限が強化された形でのスタートです。できないことにがっかりするばかりではなく、子どもたちの安心安全を確保しつつ、できることを楽しみながら、やる。これまでの平戸台の姿勢を大切にしていきたいと思います。

これまでもご協力いただいてきた健康観察ですが、引き続きロイロノートによる実施を継続していきます。日々の習慣となりますよう、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

6/15「子ども版スライドショー」

オープンスクール前日から掲示していた「スライドショー(学校説明会)」のポスター。それを見た子どもたちからは

「楽しみ!え?わたしたちは見られないの?え~っ!!」「わたしたちも見たい!」

という声が集まっていました。そこで昨日と今日の中休み、学年を分けながら「子ども版スライドショー」を開催しました。オルゴール調の穏やかなBGMをかけたのですが、大盛り上がりの子どもたちの歓声にかき消されてしまいました。自分たちがcha-cha-chaしている姿に、子どもたちは喜んでくれたようです。

 

 6/14「難問」

6/10に行われた低学年の八景島シーパラダイス遠足は天候にも恵まれ、楽しく実施することができました。当日は私も一緒でしたが、園内で突然、1年生から予想もしていなかった質問を投げかけられました。

「校長先生の将来の夢は何?」

以前、CMで見たことがあります、このシチュエーション。思わず次のように答えました。

「みんなが6年生になったとき、一緒に修学旅行に行くことかな。」

もうちょっと、気の利いた、まさに夢のある答えができなかったかな、と反省しています。1年生の何気ない一言は、難問で、とても深いものでした。

「皆さんの将来の夢は何ですか?」

 

 6/8「感謝感激」

【オープンスクール】密を避けるため、制限を設けた中での開催でしたが、たくさんの方々にご来校いただきました。感激です。ありがとうございました。

【学校説明会(スライドショー)】説明(上映)予定時間を20分以上オーバーしたにもかかわらず、80名を超える皆様のご参加、さらには拍手までいただきました。感激です。ありがとうございました。

【睡蓮】咲きました!きれいです。感激です。K先生、ありがとうございました。

 

 

 5/21「完成間近」

プール改修工事を決定したのはちょうど1年前でした。今年に入り、4月からスタートした工事は順調に進んでいます。水槽内はピカピカに仕上がり、まぶしいほどです。今のプールは塗装ではなく、特殊なシートを水槽内の壁に貼り付けて仕上げます。

「(水泳学習が)できるか、できないか」の議論は大切です。と同時に「常によりよい学習環境を整える」ことも大切です。

 

5/18「栽培」

1~3年生を中心に花や野菜を育てる学習がスタートしています。校舎周りのさまざまところで、少しずつ景色が変わっていきます。子どもたちが動き出すと学校が変わっていきます。6/5のオープンスクールでは子どもたちの様子はもちろん、学校の様々なところを探検気分でご覧ください。きっと新しい発見や気づきがあるはずです。

右の写真、学校のどの場所かわかりますか?

 

5/12「学校図書館」

学校図書館(図書室)はパソコンルームと並ぶ、学校の重要な「学習センター」です。授業中はもちろん、休み時間にも子どもたちは頻繁に学校図書館にやってきます。明るい雰囲気の中、好きな本を読んだり、学習に必要な資料を探しに来たりします。委員会活動の子どもたちや学校司書の先生が、使いやすい学校図書館を目指して、環境整備や本探しの手伝い、本の貸し出しや返却の仕事をしています。ここはゆっくり読書ができる、みんなの憩いの場でもあるのです。私もちょくちょく訪れます。みなさんもご来校の際は、ぜひ、ご入館ください。

 

5/10「校庭」

休み時間になると、待ってました!と子どもたちが校庭に飛び出してきます。下の写真ですが、実は学級数以上の先生が一緒に遊んでいるんです。子どもたち、本当にうれしそうなんです。楽しそうなんです。一年前、子どもたちが一人もいない学校を思い出すたび、今、この瞬間を、私もとてもうれしく思います。

 

4/20「砂場②」

今日もたくさん集まりました。子どもたちは自分たちで楽しみを生み出します。近々、砂場いっぱいに「まち」が完成するのでしょうか。

砂場、花壇、池、水田、飼育小屋(飼育動物はいませんが…)。この一画に名前を付けたいですね。募集してみましょうか。

 

4/19「砂場」

山、川、トンネル…。1年生、2年生、3年生、5年生。10人ほどが集まって作っています。まだまだ創作活動?工事?は続くようです。明日もまた、子どもたちが集まって、ワイワイガヤガヤ始まるのでしょう。楽しみです。

 

4/8「めだかの学校」

何人かの子どもたちがそう呼んでいる学校の池です。スイレンの葉がたくさん水面に顔を出してきました。水面の泡はレンズのように日光を集め、沈めたU字溝に星のような小さく強い光を映しています。メダカの姿は確認できるでしょうか。拡大して見てみると、たくさん泳いでいるのがわかります。中にはおなかに卵をたくさん付けたメダカもいます。

みなさんもぜひ見に来てください。学校はいつでもひらいています。

 

2/12「紅白揃い踏み」

2月2日は節分。我が家でも簡単ではありますが豆まきをしました。

2月3日は立春。寒さも峠を越え、春の気配が感じられる、と言われます。

2月4日は春一番。関東地方ではこれまでで最も早い観測となったそうです。

2月12日。今日は白梅の開花。紅梅から遅れることちょうど二週間。昇降口前の白梅が咲き始めました。今朝はまだつぼみでしたが、日中の暖かさに誘われたのでしょう。ほかのつぼみも大きく膨らんできています。

2月18日は雨水。陽気がよくなり、雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる頃です。

もう(すぐ)春ですね♬

 

 1/29「上を向いて」

「1月は行ってしまう。2月は逃げてしまう。3月は去ってしまう。」とはうまく言ったものです。

昨日は子どもたちの下校時に雪が降る、凍えるような寒さでした。今日は一転、見事な快晴、日向はポカポカ陽気です。そんな空に映えるものを見つけました。

はるか西にのぞむ富士は丹沢の山々を従えているかのようです。

昇降口前の紅梅は、白梅よりも一足先に、誇らしげに花弁を広げました。

今、お昼の放送でテーマソング「風に吹かれて」が流れています。近々、子どもたちを中心とする平戸台小にかかわるすべての人の思いを一つにする「合言葉」と「ロゴマーク」が生まれます。

平戸台小を象徴する「校章」「校歌」「学校教育目標」に加え、「ロゴマーク」「テーマソング」「合言葉」が、きっと平戸台小の絆をさらに深めてくれることでしょう。ご期待ください。

 

 1/6「本物」

今日、平戸台小の2021年がスタートしました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末、素敵な色を探していたところ、色と合わせて素晴らしい香りも見つけました。いかがでしょうか。5年生がつくった「平戸台米」です。

ツヤツヤした白、チラチラと見え隠れする「おこげ」の薄茶。ご飯の甘い香りと「おこげ」の香ばしさ。味も格別でした。

2021年、平戸台小はこれからも「本物体験」の学習を大切にしていきます。

(ちなみに、私が、土鍋で炊きました。)

 

12/25「色鮮」

先日、学校から見た夕焼けです。

こちらは、今朝、自宅最寄駅から見た朝焼けです。

小学生のころ、「朱色」や「群青色」は

絵の具セットの中の色、と思っていました。

遠出が難しい年末年始となりそうです。

「自然が織りなすきれいな色」を

身の回りから探してみようかと思います。

令和2年、大変お世話になりました。

よいお年をお迎えください。

 

12/7「個性」

作品展開催中です。

力作が揃いました!

作品には子どもたちの考えや意図、思い出があります。

作品は子どもたちの分身、個性だと思います。

作品の一つ一つに愛着が沸きますね。

 

 

12/4「振り返り」

師走。今年を振り返る時期になりました。

流行語大賞は「3密」。今年の漢字は何が選ばれるのでしょう。

学校では毎日毎時間、振り返りが行われています。

学年に応じて程度は変わりますが、

子どもたち自身が「何を」「どのように」「どのくらい」学んだのかを振り返ります。

この振り返りは指導者側の「指導に対する評価」でもあります。

子どもたちの理解や楽しみ方の様子から次回以降の指導(支援)を練り直します。

我々も常に振り返りを大切にしていきます。

 

 

 10/26「感激」

 朝会では時々季節にまつわる話をします。今日は夏の高温によりダメージを受けた柿の木の話をしました。

 あちらこちらに見られる柿の木に異変が起きています。実だけを残し、すべての葉が枯れ落ちている木が散見されるのです。夏の高温により木が疲れ果て、早々に葉を落としてしまっているそうです。「身の回りの様子から季節の移り変わりを見つけてみましょう。」と話を終え、わたしは出張に出かけました。

 正午ごろに帰校した際、校長室のテーブルにコスモスが飾ってありました。一年生が花壇で育てたコスモスを摘んで持ってきてくれたそうです。「季節」を感じるとともに子どもたちの「優しさ」に感激しました。ありがとう!

 

10/23「御礼」

 10/18(日)、一日延期となりましたが、運動会が盛会のうちに終了しました。子どもたちの健康管理、準備や後片付けのお手伝いなど、保護者の皆様のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

 前日準備中(とは言っても金曜日)の夕方はまさに美しい秋の空。土曜日開催のわずかな期待を込めたものの、天気予報はその精度を確実にあげています…。

 

10/13「風格」

10月12日月曜日。午後3時の校庭。

高学年の子どもたちが今週末の運動会に向けて、演技「平戸台ソーラン2020」に磨きをかけています。

長半纏に長鉢巻をまとった子どもたちが手を腰の後ろで組みながら静かに先生の話を聞いています。

向かい風が吹き、長い裾、長い鉢巻が風になびいています。

西に傾き始めた太陽が、子どもたちの背中をまぶしく照らしています。

そのたたずまいは、学校の伝統や誇りを背負っているかのようです。

令和2年度後期始業式のこの日、また新しい平戸台小学校の歴史が築かれていくことを感じました。

 

9/17「目立たない人」

  

どの世界にも「目立たない人」と言われる人がいます。

目立ちたくないとか、引っ込み思案とか、内向的とか、

「目立たない人」のすみ分けはいりません。

そもそも「目立たない人」とはどういう人なのでしょう。

「目立たない人」とは誰から見たときに目立たないのでしょう。

目立たないと思われる人がいたとしたら、

私は、その人がよく見える場所を自らの居場所としたいです。

一人ひとりをよく見ようとしていない自分が

目立たない人を生み出していることを自覚したいと思います。

 

8/28「前へ」

夏休みが明け、今日で2週間が終わります。

ウイルスや暑さなど、様々な脅威が私たちを取り囲んでいます。

制約のある中でも、わたしたちは豊かな毎日を過ごそうと

努力、工夫しながら前へと歩みを進めます。

子どもたちは元気です。元気が一番です。

5年生が育てている稲は順調に育っています。

その奥にはひっそりと、だれにも注目されない観察池があります。

この観察池を生き返らせたい。

生きものが集まれば、子どもたちも集まり、新しい学びの場が生まれます。

一歩前へ。皆さんと一緒に活動できたらうれしいです。

ボランティアへのご参加、お待ちしております。

  

7/1「徐々に」

初めてづくしの給食に1年生がドキドキワクワクしています。

多くの児童は「給食が食べられる > 午後も授業がある」だそうです。

階段の踊り場には図工の作品が掲示されています。

「何をしようか迷っちゃう!」と高学年の児童が久しぶりの中休みに嬉しそうに?困惑しています。

皆様のご理解、ご協力に支えられ、少しずつ学校の日常が戻ってきています。

ビシッと揃った6年生の靴箱。

下級生に範を示しています。

 

 6/12「花壇」

 花壇です。土しか見えません。何もない花壇…?

 いやいや、実は、大切なもの、大切なことがこの写真には写っています。

 実はこの花壇、一年生が雑草を抜き、土を柔らかく耕し、種をまき終わった花壇なんです。

 体験的な学習により、子どもたちの充実感や期待感、今後の学習素材がいっぱい詰まった花壇なんです。数日後には目を出し、その後、色とりどりの花が咲きます。

 「今、そこにある事実をどうとらえるか。ものの見方、考え方を育みたい。」

 子どもたちの素地を耕し、豊かに物事を捉える力の種をまいていきたいです。

 いよいよ来週、給食なしの午前授業ではありますが、全児童の一斉登校が始まります。

 

6/9「熊手」

 先日、定例の平戸川清掃を行いました。様々な道具を使って草を刈り、枝を払ってスッキリ、サッパリ。その後登場するのが「熊手」です。そこら中に散乱した草木を集めるための優れもの。ですが、その素材の違いが用途に大きく影響します。

 昔ながらの竹製の熊手はしなやか。コシがあって地面の凹凸や葉や枝の大小に柔軟に対応します。

 一方、金属製の熊手は丈夫で長持ち。パワフルでちょっとした重さのものならどんどんかき集められます。

 「竹のしなやかさと金属の強さ。人もこの両方の利点を兼ね備えることができたら…。」

 そんなあこがれをぼんやりと考えた平戸川清掃でした。

 

 

 6/4「安心」

 学校再開4日目。子どもたちの表情にゆとりがみられるようになってきました。

 シーンと静まり返った授業中。子どもたちに声をかけたくなる悪い癖を我慢。しばらく黙ってみていても、シーンと静まり返ったまま。んんっ…、と思っていた月曜日。

 「はいっ!」先生からの発問に元気に手を挙げる子。担任の先生に見つからないように小さく私に手を振ってくれる子。ふむふむ、と思っていた火曜日、水曜日。

 図書館を利用したり、校庭で体育をしたり、休み時間に元気な声が聞こえてきたり。「あっ、校長先生!」と声をかけてくれる子も。新しい教室、新しい担任の先生、新しい生活習慣…。今を受け入れ、自分らしさを出せるようになってきたかな。よしよしとほっとした木曜日。

 さぁ、明日は金曜日。来週に向けて、安心して週末を迎えてほしいです。

 

5/22「不安」

 現在の異常事態に対し、海外の専門家(博士)は「私たちは心理的トラウマが起こりうる前提条件が多く発生している時期にいる」と説明しています。その前提条件として挙げられているのが次の5つです。

・  予想・予測がつかない

・  行動がとれない

・  周囲とのつながりがなくなる

・  感覚がマヒしたようになる

・  安全を実感できない

 個人的な見解ですが、「周囲とのつながりがなくなる」ことが一番のポイントになると思います。普段、私たちは周囲(人)とのつながりによって「いつ、どこで、だれと、何を、どうする、などの約束をしたり、予定を立てたりする。」「約束や予定があるからこそ目的意識をもって行動する。」「周囲の人、もの、ことから様々な刺激を受け、自分をコントロールする。」「相手がいてくれて、はじめて自分(の居場所)を実感し、安全、安心を感じる。」のだと思います。

 今は誰もが不安に陥りやすい状況です。様々な配慮をしながら、可能な範囲で周囲の方とのつながりを大切にできたら、と思います。ご心配、ご不安なことがありましたら、学校までご連絡ください。

 

5/19「期待」

 昨日は休業中の課題配布・回収日でした。先週に引き続き、2回目の実施でしたので、子どもたちも動線や段取りに慣れており、安心感から先週以上に笑顔が多くみられました。

子どもたちの様子を昇降口脇で見ていたところ、職員室に荷物を運んでくださった宅配便の方が声をかけてくださいました。

「やっぱり、学校に子どもたちがいるって、いいですね!」

今まで通りとはいかないまでも、普段の生活が戻ってくる喜びや期待を、本校の一場面から、その方は感じられていたのかもしれません。

  

 

5/11「再会」

 子どもたち一人ひとりが自宅学習に取り組んでいます。「体験的」「対話的」などの学びが叫ばれていますが、今は外に出て本物に触れる機会をつくることも、友だちと顔を寄せ合って相談することも叶いません。集中力が続かなかったり、興味がわかなかったりして、学習(課題)と向き合うことが難しい時もあるでしょう。お手伝いをしたり、本を読んだりしながら気分を変え、自分のペースで学習(課題)に取り組んでほしいと思います。

 先生たちは直接、子どもたちに語り掛けながら、楽しさや面白さのエッセンスをちりばめながら、あっと驚く仕掛けを用意しながら、授業をしたいと熱望しています。その思いを一枚一枚のプリントに込めています。先生たちが自ら書いて示したお手本やイラスト、ヒントやコツなどをじっくり読みながら、先生たちの顔を思い浮かべながら、ゆっくり取り組んでもらえたらうれしいです。無理せず、コツコツ。

 課題の提出、受け取りのため、子どもたちが登校

 職員も子どもたちと会えて大喜びです。 

3密を避けるため校庭で順番待ち。今日は暑かったです。

これからは暑さ対策も必要です。

 

5/8「発見」

 昨晩は澄んだ空に満月がきれいに輝いていました。なぜか、これまでにたくさん見てきた満月の中で、一番きれいだと感じました。身の回りの「当たり前」と思われることに、今まで気が付かなかった「驚き」や「発見」があります。気にも留めず、ついつい通り過ぎてしまう中に、日々を楽しませてくれる出会いがあるものです。

 スマホで撮影したのでこの程度ですが…。

 深い穴の底から地上を見上げているようにも見えます。 

 

  4/23「反省」

 子どもたちに会えない分、インターネットを使って子どもたちとやりとりできないか考えました。横浜市が所有するシステムを使えば、回り道にはなるけれど、子どもたちとコミュニケーションがとれる、とスタートした「校長先生と話そう!」でしたが…。

 第1回は4/17(金)。好きな季節を聞きました。今日現在で74人からの回答を得ることができ、子どもたちからの反応に喜んでいましたが、そのあとがいけなかった。4/20は質問を深掘りし過ぎ(答えにくい、考えにくい、と職員からも指摘されました…)、4/22現在、回答数は一気に20人に減少。これはいかん!もっと内容を工夫して、子どもたちからの反応がたくさん集まるようにしたいと思います。

 今後は学校ホームページの「校長室より」の中に校長のつぶやきや「校長先生と話そう!」を掲載しようと思います。不定期となると思いますが、時々覗いていただけると嬉しいです。  

 
校庭でよく見かける たぬき?の足跡

  雨が降った翌日は、特によく見えます。

  きっと毎晩、ねぐらから出てくるのでしょう。

  子どもたちは

  たぬきと思われる、この足跡の主に

  出会ったことはあるのでしょうか?

   

 

「葛藤」

 4月1日に着任し、早3週間。にもかかわらず、子どもたちに会えない日々が続き、今、学校が果たすべき役割は何なのかを考える毎日です。

 今年度から新しい学習指導要領による、新しい教育課程がスタートします。学習内容が一部変更となったり、教科書が新しくなったり、高学年の英語が教科になったり…。子どもたちに身につけさせたい力(資質・能力)を「伝え合う言葉の力」と焦点化したものの、学校での生(なま)の教育活動自体が停滞してしまっています。

 それでも、職員一同、学校再開をスムーズに迎え、子どもたちに充実した学校生活を送ってもらえるよう、さまざまな状況を想定しながら、学習計画を立てたり、教材づくりをしたりして、準備を進めています。

 子どもたちが元気に登校する姿が待ち遠しい!

         

  学校敷地内で見つけました。

    もみじ、ふじ、ばらの競演?共演?

  いずれにしても、

    それぞれの季節を彩る

    主役がそろった

    贅沢な空間です。

  この場所、どこだかわかりますか?