学校長あいさつ
ご挨拶
東市ケ尾小学校 校長 霜田恵子です。
今年で45周年を迎える東市ケ尾小学校の自慢は、「素直で一生懸命に物事に取り組む、笑顔が輝く子どもたち」です。本校の子どもたちの「無邪気な言動」「豊かな感性」、行事や学習活動などに「一生懸命に取り組む姿」は、とても魅力的です。一生懸命頑張る姿を見ていると、毎日、元気をもらえます。また、毎朝、門に立って子どもたちを迎え入れると、ヒガイチの子どもたちの笑顔に癒されます。そして、明るいあいさつの声にエネルギーをチャージしてもらえます。恥ずかしそうにしている低学年の子どもたちも、上級生のあいさつをする姿に良い影響を受けたり、慣れてくると返事が返ってきたりします。日頃から、上級生が下級生に優しく接し、下級生は上級生の姿に憧れ「自分も、あんな上級生になりたいな。」と思いながら成長できるのも本校のよさです。
保護者の皆様、地域の皆様にはいつも温かく本校の教育活動を見守っていただき、感謝いたしております。深いご理解と温かいご支援をくださる皆様に支えられ、子どもたちはのびのびと学校生活を楽しんでおります。ありがとうございます。
子どもたちの健やかな成長を願い、教職員一同力を合わせ、「子どもたちのために」を合言葉に、今できることをひとつひとつ行いたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。
学校教育目標
本校の学校教育目標は、「豊かな知性と健やかな心身をもち、夢に向かってチャレンジする子」です。昨年度、中期学校経営方針(令和7年度~9年度分)について、この学校教育目標をもとに教職員みんなで話し合いました。素直な感性は素晴らしいが、「たくましさ」「主体性」に欠けるところがあることや、コミュニケーション能力や公共心には課題があることなどを確認しました。そして、子どもたちの健やかな成長を願って、中期取組目標や具体的に取り組むべき重点について考えました。
今年度も、全教職員で学校教育目標を意識し、目指す子ども像を共有しながら、児童の安心・安全な学校生活を守り、授業改善を図りたいと考えています。具体的には、日々の観察やデータの活用、ICT機器の活用を図りながら共感的な支援を行うこと、子どもに委ねながら主体性を育むような学習展開を工夫し主体性を育むこと、問題解決や学び合いの場を充実させコミュニケーション能力や逞しさを培うことなどに力を入れていきたいです。歩調のあった児童指導や、個に応じた特別支援教育にも力を注ぎます。また、異学年との交流の機会を大切にして主体的な態度も育んでいきます。さらに、まちの人とのつながりを意識し、豊かな体験を増やせるように心がけていきます。
今後とも変わらぬご支援を・・・
交通量の多い本校の学区ですが、学援隊の皆様や登校班に付き添ってくださる保護者の皆様のおかげで、子どもたちは安心して元気に登校しています。いつも温かいご支援をいただき、ありがとうございます。また、入学間もない1年生の教室には、子どもたちに優しく手を差し伸べるボランティアの方々がいらっしゃいます。学習支援ルームや家庭科の学習、スポーツテストなどの行事にも地域の皆様の姿があり、子どもたちの学びを支援してくださっています。とても心強いです。本の読み聞かせボランティアの皆様・本の修繕をしてくださる皆様にも、感謝申し上げたいと思います。いつもありがとうございます。
さらに、野菜の栽培活動における助言や、お店屋さん見学、全学年が毎年実施している国際交流教室など、有意義な活動がたくさん展開されています。総合的な学習の時間などに生じた子どもたちの疑問に答えてくださることもあります。地域の皆様のご協力の上に成り立つこのような活動のおかげで、子どもたちは意義ある体験を重ねることができます。本当に有り難いことです。
市ケ尾中学校ブロック学校運営協議会(市ケ尾中学校・荏田西小学校・東市ケ尾小学校の3校所属)も、子どもたちの健全育成のために熟議し、実効性のある取組を行ってくださっています。一昨年度は、児童生徒・保護者・地域の皆様のご協力であいさつに関する意識調査を行いました。その結果と子どもの学力との関係について検証し、あいさつのもたらす学習効果について学びました。昨年度は「あいさつ運動すすめ隊」の皆様による学校と地域を巻き込んだ啓発運動が盛んにおこなわれました。今年度も取組の継続を目指し、あいさつの輪を広げていきます。地域の皆様や有識者の皆様のフットワークの軽さ、向上心にいつも刺激を受け、深く感謝いたしております。
保護者の皆様、地域の皆様からご理解とご協力をいただけるように、職員一同誠実に務めてまいります。これまで同様のご支援をいただきながら、子どもたちの健やかな成長を育んでいきたいと考えています。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月9日