【学校運営協議会とは】

 横浜市では平成17年5月に東山田中学校に学校運営協議会を設置してから、順次設置を推進し、平成29年4月1日現在、設置校数は142校(123協議会)となっています。

 複雑化した現在の社会においては、学校と保護者、地域社会が連携し合いながら、子どもの育成を図っていくことが一層大切になっています。そのため、学校運営協議会の制度は、保護者や地域の方々が学校運営に参画することにより、そのニーズを的確に反映させるとともに、学校・家庭・地域社会が一体となってより良い教育の実現に取り組むことをねらいとしています。

(詳しくは、http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/kyougikai/をご覧ください)

 

【本校の学校運営協議会】

 本校では、平成24年1月に学校運営協議会が設置されました。以来、参観日を含めた学校行事などと合わせて年5回協議会を行っています。委員は、学校長の推薦を受け、教育委員会が委嘱します。町内会長様、主任児童委員様、青少年指導員様、PTA会長様、地域行事委員様、地域にお住まいの有識者様、学校・地域コーディネーター代表様、キッズクラブ主任指導員様、近隣保育園代表様、おやじの会代表様、学校長で構成されています。

 協議会では、学校予算をお示ししたり、授業や子どもの姿からご意見をいただいたり、学力状況調査・体力調査、学校評価等の分析をお示ししたりし、委員の皆様から学校運営にかかわる貴重なご意見をいただいています。

 協議会の本質は「地域と学校が連携して、一人ひとりの子どもたちに本校の学校教育目標である『ひびき合い ともによりよく生きる』学校生活を実現すること」にあります。温かい委員の皆様に多くの示唆をいただき、学校運営を進めています。

 

【学校・地域コーディネーター】

 また、本校では、学校運営委員会を軸にしながら、学校・地域コーディネーターを中心とした地域・保護者ボランティア組織である「藤小応援団」も、藤っ子たちの成長を支えてくださっています。

 平成32年に改訂される学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」の実現が望まれています。本校ではすでに平成22年度からそのような体制がスタートし、多くの成果を積み重ねてきました。今後いっそうの「教育における地域連携」が人的にも、環境的にも期待できます。

 現在5名のコーディネーターの方が活動してくださっています(来年度さらにお一人資格修得予定)。