校長あいさつ

 横浜市立浦舟特別支援学校
校  長  和内  正也  
(わうち まさや)
 
 横浜市立浦舟特別支援学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 
 本校は横浜市で唯一、病弱教育をになう特別支援学校です。横浜市営地下鉄ブルーライン阪東橋駅および京浜急行線黄金町駅が最寄り駅となっています。11階の本校からは、東にみなとみらいのランドマークタワーなどの高層ビル群や横浜スタジアム、マリンタワー、ベイブリッジが見え、空気の澄んだ日には西に富士山を眺めることもできます。また、国際色豊かで下町情緒あふれる「横浜橋商店街」が歩いて5分ほどのところにあります。
 
 昭和23(1948)年瀬谷区二ツ橋町に横浜市二ツ橋学園が設立され、教育機関として横浜市立瀬谷小学校二つ橋分校が設置されたことから本校の歴史が始まります。昭和41(1956)年に分校は「二つ橋養護学校」となりました。平成18(2006)年、本校を横浜市南区浦舟町の複合施設、現在の場所に移転し、浦舟養護学校に校名変更となりました。平成19(2007)年に浦舟特別支援学校と改称し、今日に至っています。
 
 本校は現在小学生、中学生を対象として、児童生徒の状況に合わせて支援指導を行っています。本校の隣にある横浜市立大学市民総合医療センター、金沢区福浦にある横浜市立大学附属病院、神奈川区三ツ沢にある横浜市民病院、中区新山下にあるみなと赤十字病院に院内学級-入院中の児童生徒の学ぶ教室-を設置しています。さらに市内の本校と連携する病院、ケースによっては療養中の子どものご自宅を訪問し、児童生徒の支援指導を行っています。在籍は常時20人~30人程度と小規模の特別支援学校ですが、年間100~150件の転出入があり、市域を越えて全国とつながることも多いです。
 
 学校教育目標は
 「自他を大切にし、前向きに生きる力を育みます。」
 (知)自ら学び、よりよく解決する力を育みます。
 (徳)他者を敬う心を育みます。
 (体)自分を大切に生活を整える力を育みます。
 (公)(開)様々な人とのつながりを大切にする心を育みます。  です。
 
 病気や障害のある児童生徒が前籍校へ復帰するために、さらには児童生徒が自立し社会参加をしていくために、病弱教育特別支援学校として専門性を高め、教職員の指導力向上に努めています。児童生徒の学びを支援してくださる保護者の皆さま、関係者の皆さま、そして地域の皆さまのより一層のご理解とご支援を賜り、教育活動をすすめてまいります。
  どうぞよろしくお願いいたします。