地球のステージ地球のステージ 地球のステージ地球のステージ 地球のステージ

 11月6日(火)、創立50周年記念事業として「地球のステージ」が開催されました。

 世界の紛争、災害の地で現役医師の桑山さんが出会った人々の輝き、明るく、たくましく生きる姿を、音楽と映像、語りを交えて伝えていただきました。改めて幸せ、平和、平等について考える有意義な時間となりました。

 演奏者の桑山さんとスタッフの皆様、ありがとうございました。

【子どもたちの感想から】 

☆私は、今「普通に生きている」ことがどれだけ幸せなことかを知りました。毎日「家」がある、「家族に会える」、「ご飯が食べられる」。大切なものが一瞬でだれかによって奪われてしまう人たちが今、この時もいるかもしれないと思うと、毎日の一瞬一瞬を大切にしていきたいと思いました。毎日命がけで生きている、夢を追いかけたくても追いかけられない。生まれた国が、土地が違うだけで、こんなにも生活が違ってしまう。「同じ人間なのにな~」と私は思いました。他人ごとではなく、いつ地震が来るかもわからないし、津波が来るかもわからない。だから他人ごとで考えるのではなく、自分と重ねたりしたらもっと救うために自分にできることを考えられると思います。

 

☆今まで、自分のことばかり考えていました。今の日本は平和ですが、世界には今を生きるのに必死な人々がいます。ごみの山に住んでいる子どもたちは、壊れているものを自分の力で直しおもちゃにするなど、私たちと比べると、とても想像力豊かだと思います。何もないのに、子どもたちは楽しく過ごしているし、学校が終わるとお父さんやお母さんのお手伝いをするなど、私ならできないな、と思います。戦争でつらい思いをしている地域でも、子どもたちは前向きに過ごしていました。今回のことから、私はこれから人のことを考えて、友達が落ち込んでいたら励ましたり元気づけたりして、「おもいやり」をこれらも大切にして過ごしていきたいです。

 

※公演は非営利に行われており、いただいた公演料は事務局維持の他、東ティモール、パレスチナ、東日本大震災支援の各事業を支えるために使わせていただいております。(「地球のステージ」ウェブページより)