7月7日に5年生がツチガエルの赤ちゃんをビオトープに放流しました。

市の繁殖センターの方にご協力いただき、ツチガエルのオタマジャクシ約400匹を放流しました。

成体まで成長できるのは1%前後だそうです。自然の厳しさを感じます。

繁殖センターとは国内において絶滅のおそれのある野生動物や国際的な希少動物の保全などの活動を行っています。

今回放流した「ツチガエル」も要注意種の一つです。

「谷戸」にはたくさんのカエルが生息しており、新治小学校の地区も市内では貴重な「谷戸」が残されています。

「田んぼ近くでオタマジャクシを見たことがあって、調べてみたらツチガエルだった」と話す子もいて、身近な存在だと気づかされます。

子どもたちからは「心配だけど、ちゃんと育ってほしい」「泳ぐ姿がわかいかった」「カエルに成長するのが楽しみ」「しっかりと観察していきたい」という感想が聞かれました。今回の放流にあたって、事前にカエルについて教えていただき、こうした機会をいただけた繫殖センターの方々に改めて感謝申し上げます。