体育館前の田んぼを使って、1年を通して田起こしから収穫までを行いました。種は1か月ほどで苗に育ち、4組のみんなで協力しながら田植えを行いました。鳥よけのネットもみんなで協力しながら取り付けて、稲の成長を見守りました。9月には穂が出て、米の花を観察することもできました。

 11月には念願の稲刈りです。のこぎり鎌を使い、ざくざくと収穫をしていく感覚を全身で感じました。校長先生にもお手伝いしてもらいました。12月には近隣の学校から借りてきた‘足ふみ脱穀機’を使い、脱穀をしました。脱穀した‘もみ’を精米機にかけ、白米にすると、きらきらに光ったダイヤモンドのようなお米に出会うことができました。稲わらを使って、お正月用のしめ縄も作りました。

 米作りの大変さを知り、これまで当たり前に食べていた食事を見直すきっかけになりました。