今年度はいろいろな制約を強いられて、子どもたちは学校生活を送っています。そんな今年度、本校では実は子どもたちによる掃除を行っていません。これは、感染拡大防止策の一環として、床に手やひざをついたり、掃除用具や共用部分を不特定多数の人たちが触れたりすることを避けるためです。掃除も指導することではありますが、今年度は「掃除をしっかりする」ことよりも、「教室や廊下など、自分たちが使うところをきれいに使う」ことに重点を置いています。

 では、子どもたちが行っていない校内の掃除は誰がやっているのでしょう?もちろん、日々職員で掃除や消毒を行っていますが、その他に、地域にある社会福祉法人のみなさんが定期的に教室の掃除や床の消毒、消音のために机やいすの足につけたテニスボールのホコリとりを行ってくださっています。

 
 職員が消毒をしている様子

 

  
 社会福祉法人のみなさんが掃除をしている様子

 

 子どもたちの学習環境を整えるために、いろいろな方と協力して進めていきたいと思います。

 

 また、19日(火)には保健委員会による放送集会があり、「寒い中でも、手洗いをがんばりましょう」という発信を全校にしてくれました。少しでも楽しく手洗いができるように、と替え歌も作って披露してくれました。ここでは、その歌詞を紹介します。

 

川井小学校 手洗いの歌(「アンパンマンのマーチ」の曲にのせて歌ってください)

 

手あらいは たいへんだけど ちゃんとやるんだよ
まずは 水でぬらして 石けんつけよう
 
まずは おねがいポーズ 手のひらを ゴシゴシ
そのあとは かめさんポーズ 手のこうを ゴシゴシ
 
お山の ポーズで ゆびの
あいだ ちゃんと モミモミ
つめの中を あらうんだ
ピカピカに
 
おやゆびを バイクのポーズで あわあわ ブンブンブン
手くび つかまえたよ くるくるあわあわ
 
あとは 水でぬらして ハンカチでふこう
これで だいじょうぶさ 手あらいめいじん!!
 

 子どもたちなりに感染について考え、その考えを形にして発信する姿が見られました。残念なこと、苦しいことがある中でも成長の様子が見られていることを嬉しく思います。今後とも、感染対策にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。