キャリア教育(進路指導)
上菅田特別支援学校 キャリアアッププラン
上菅田特別支援学校キャリアアッププラン 3つの重点項目
体験 体験機会の増加
卒業後は「知らない場所」で「初めて会う人」と「新しいこと」に取り組みます。新しい生活へと円滑に移行できるよう、また新しい環境でも、もっている力を最大限発揮できるよう、在学中に必要な力を身に付けます。学校時代に「慣れ親しんだ学校以外の場所」で、「教員以外の他者」と、「学校ではできない活動」をたくさん経験する機会を設けます。
◆高等部2年生を対象に体験実習を実施
➩直接卒業後の進路先を決める高等部3年生になる前に、進路先での短期間の体験実習を経験します。
◆小中学部で校外学習を実施
➩行事検討委員会にて卒業後の生活を意識した内容となるよう検討し、令和5年度から実施しています。
◆在宅ワークの企業実習を実施
➩将来、就労を目指す生徒、障害や疾病により通勤が困難と思われる一部の生徒を対象に、在宅ワークの企業実習を経験する機会を設定します。
連続・系統 12年間を見通した指導
小学部・中学部・高等部の12年間を見通し、連続性・系統性をもった指導を展開します。小学部・中学部段階から卒業後の姿をイメージできること、学年・学部が進むにつれてより具体的・現実的な進路を模索できることを目指します。今まで学んできたことが、これからの学びへとつながり、さらに卒業後の生活にも直接かかわることを実感できるようにします。
◆キャリアノートの作成と活用
➩令和2年度、横浜市教育委員会から示された「自分づくり・パスポート(キャリア・パスポート)」を参考に、本校の児童生徒の実態にあった上菅田特別支援学校独自の「キャリアノート」を策定しました。令和3年度から授業で活用しています。
資質・能力 4つの資質・能力を日々の授業で伸ばす
本校で検討した子どもたちに身に付けさせたい4つの資質・能力「みつめる」「とりくむ」「かかわる」「くらす」。この4つの力がキャリア発達を支えるベースであるとの考えのもと、進路に直接かかわる教育活動(実習、進路面談等)以外においても、常にこの4つの視点を大切にしながら指導をします。
◆グランドデザインの策定
➩4つの資質・能力を学校教育目標・12年間で育てる子ども像・各学部目標の中に位置づけた「グランドデザイン」を策定し、令和3年度から運用しています。
◆共通学習指導案の作成と活用
➩共通学習指導案を活用し、すべての授業において、将来の「くらす」力をつける土台として、「みつめる」「とりくむ」「かかわる」の3つの資質・能力の育成を目指します。
高等部進路支援の流れ
※用語説明
進路面談 生徒・保護者・担任・進路専任の4者で面談を行い、進路希望やスケジュールを確認します。
実習 希望する進路先で、1日~2週間程度現場実習を行います。
実習希望調査高等部2年生の3月頃、高等部3年生の現場実習について、希望先を書面にて確認します。
進路希望調査 実習終了後、最終的な進路希望を書面にて確認します。
記載内容を進路先へとお伝えします。
そして、受入れの可否を検討してもらいます。
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卒後支援について
福祉事業所版進路先データベース
資質・能力
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