学校長あいさつ
誰にとっても「笑顔あふれる樽町中学校」を目指して
校長 吉田 昌史
先月の3月11日、新横浜プリンスホテルで卒業証書授与式が滞りなく行われ、無事に3年生を送り出すことができました。地域・保護者の皆さま、そして会場関係の皆さまには、準備から当日の運営まで多くのご協力をいただき、本当にありがとうございました。生徒たちの笑顔と、保護者の皆さまの温かなまなざしに包まれた心に残る卒業証書授与となりました。改めまして感謝申し上げます。
さて、満開の桜とともに、令和8年度がスタートしました。今年度は、新1年生368名を迎え、全校生徒数がさらに増加しました。昨年度より2学級増となり、樽町中学校はこれまで以上に大規模な学校となりました。人数が増えることで学校生活のにぎわいが増す一方、安全確保や学習環境の整備など、学校として取り組むべき課題も大きくなります。こうした変化にしっかりと対応し、生徒一人ひとりが安心して過ごせる環境づくりを進めてまいります。
また、4月10日からは全校での給食がスタートしました。中学校の全校給食は横浜市として初めての取組であり、学校現場では昨年度からアレルギー対応、配膳方法、喫食時間の確保など、さまざまな課題について検討と準備を重ねてきました。大規模校である本校では特に、配膳の動線やアレルギー対応などの安全管理に細心の注意を払いながら、スムーズに給食が行えるよう体制を整えてきました。給食は、生徒の健康を支えるだけでなく、学級づくりや人間関係を育む大切な時間です。生徒たちが安心して、そして楽しく食事ができる
よう、教職員一同で丁寧に取り組んでまいります。
さらに、体育館工事が始まってから約1年が経過しました。昨年度は体育館が使用できない状況の中で、授業や行事、部活動など、限られた環境でも教育活動を維持するために、教職員が知恵を出し合い工夫を重ねてきました。保護者・地域の皆さまにも多くのご理解とご協力をいただきましたことに、改めて感謝申し上げます。
そしていよいよ、今年の8月末には新しい体育館が完成する予定です。新体育館は、単なる運動施設ではなく、給食の配膳室や少人数教室を備えた多機能型の学習空間として生まれ変わります。さらに、空調設備も整備され、季節を問わず快適に活動できる環境が整います。生徒たちが思い切り体を動かし、仲間とともに汗を流し、行事で輝く姿を再びこの場所で見ることができる――その日を心待ちにしています。新体育館は、学習・生活・行事のすべてを支える“学校の新たな施設”となり、教育活動の幅を大きく広げてくれると期待しています。
また、本校では2月にいじめ防止基本方針の改定を行いました。昨年度のいじめ事案を真摯に受け止め、学校としての対応を振り返り、改善すべき点を明確にしたうえで、より実効性のある方針へと見直しました。今年度は、教職員が共通理解のもと、日常の小さなサインを見逃さず早期に関わることで、いじめの未然防止にこれまで以上に力を入れて取り組んでまいります。学校全体で「いじめを許さない文化」を育てていくことを、今年度の大きな目標の一つとしています。
本校は今年度、学校経営の柱として、誰にとっても「笑顔あふれる樽町中学校」を掲げました。生徒、保護者、地域、そして教職員の誰もが「ここにいてよかった」と思える学校をつくることが、私たちの使命だと考えます。
子どもたちの笑顔を守り、育てるために、教職員一同、力を尽くしてまいります。本年度も、樽町中学校への温かいご理解とご協力をお願い申し上げます。

