学校長あいさつ
学校長あいさつ
2023 ご 挨 拶
校長 込江茂久
「横浜の教育は、かつてない変革の時期を迎えています。」
インパクトのある言葉で始まる『第4期 横浜市教育振興基本計画』 (2023年2月)では、激動の時代の中で、「自ら学び 社会とつながり ともに未来を創る人」の育成を目指すことが語られています。その意味は、文部科学省が『令和の日本型学校教育』(中教審2023年2月)で示した「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現」と重なります。私たちも同じ使命感を抱き、六浦中学校の生徒が将来力強く生きていくために必要な力を身に付けられるよう教育課程(カリキュラム)を用意しました。
本校の教育課程のベースは人権教育です。「誰もが安心して豊かに生活できる学校」を目指し、目の前の生徒をしっかり理解することに力を入れています。一人一人が自分を大切にし、そして互いの違いを認めながら成長できることを目指しています。それぞれが目指す自分づくりを支えるために、自尊感情を育む授業や環境づくり、仲間や大人と関わる機会を大事にします。地域行事や職場体験等では昨年度以上の関わりを作っていきたいと思います。
授業の中で「できそうだ」とか「わかった」等と感じられることが自尊感情につながります。そのためには生徒自身が授業の見通しがもて、何を身に付けたかを振り返れるようにします。また自分の学習状況を理解して次の一歩を踏み出せるように、声掛けや対話や支援に力を入れていきます。その一つとして今年度より家でも学校でも使えるAIドリルを導入します。今まで以上に自分に合った課題に自分のペースで取り組めるようになります。機を同じくして横浜市の学力・学習状況調査が大きく変わります。点数で全体の中の位置を返すにとどまっていたところから進化し、学力レベルの変容や伸びの状況を個別に詳しく分析する仕組みになりました。そのデータも授業づくりや生徒の理解に有効活用します。
教科以外の学習は、教科の学びを支える力を育てます。これまで通りに学級活動や生徒活動、学校行事や部活動など、協働的で体験的な活動を重視します。部活動では今年度から部活動指導員と教員が一緒に顧問を務める形を作りました。一部活動当りの顧問数が増えたことでより一人一人に目がかけられるようになるとともに、持続可能な体制となりました。
「アットホームスタディ」と「校内ハートフル」にも取り組み、個別最適な学びを保障します。学校に登校できない場合等で学校が認める時は、家庭で学習できるよう授業のLIVE配信を行います。そのために教室にはプロジェクターを設置(3年生から順次)しました。特別支援教室を校内ハートフルルームと機能を拡張し、より多くの生徒の居場所となるようにします。
人と人の温かい関わりを重視するのと同じくらいにICT活用能力の育成も欠かせません。生徒は巷を賑わせている生成AIとともに生きる世代です。ICT活用能力は生活におけるベーシックなツールであり、それを使ってコミュニケーションする力が将来はさらに強く求められるでしょう。それが使えること、それを使って多様な人と一緒に課題を解決していくこと、それらの力を付けることが学校の役割の一つです。その力を育む風土を醸成するために、様々な教育活動や保護者等との連携にもICTを積極的に取り入れます。変革期にはトライ&エラーがつきものですが、臆せず前向きに、そして改善を重ねながら取り組んでまいります。皆様には本校の教育課程へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
『第4期 横浜市教育振興基本計画』 に基づき、全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現にむけた教育課程を展開します。そのベースは人権教育です。目の前の生徒をしっかり理解し、一人一人が自分を大切にし、そして互いの違いを認めながら成長できることを目指します。そのために、自尊感情を育む授業や環境づくり、仲間や大人と関わる機会を大事にします。地域行事や職場体験等では昨年度以上の関わりを作っていきたいと思います。小学校と連携して食育にも力を入れます。授業の中での自尊感情には生徒自身が授業の見通しがもて、何を身に付けたかを振り返れるようにし、声掛けや対話や支援に力を入れていきます。今年度より家でも学校でも使えるAIドリルを導入したり、横浜市の学力・学習状況調査のデータを活用したりします。学級活動や生徒活動、学校行事や部活動など、協働的で体験的な活動を重視します。部活動では今年度から部活動指導員と教員が一緒に顧問を務める形を作りました。「アットホームスタディ」と「校内ハートフル」にも取り組み、個別最適な学びを保障します。職員の働き方改革と適切な経理についてもさらに進めます。
