学校長あいさつ   

 

 

「どうぞ よろしく」

校 長  我妻 智之

 

横浜市立あざみ野中学校の校長として着任3年目となりました我妻 智之(わがつま ともゆき)と申します。着任時にもこの挨拶の中で書かせていただきましたが、自分は、あざみ野を含めたこの「まち」(山内・すすき野・あざみ野エリア)で少年時代を過ごしてきました。自分の思い出の中で、一番無邪気に「楽しかった!」と言える時期を過ごしてきたこの「まち」に生まれた「あざみ野中学校」に、今年も、熱意のある多くの教職員たちとともに、こうして勤務できることをとても嬉しく思っています。目覚ましく発展した「あざみ野地域」に戸惑うことも多いですが、全力でがんばります。どうぞよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症拡大に翻弄された期間が長く続いていました。生徒、職員、そして保護者の皆さまの我慢と苦労と工夫を凝らした学校生活がようやく変わろうとしています。直接いろいろな人と語りあえたり、自分の思いを大勢の前で表現したりすることができる場面が確実に増えてきます。ただし、一方でこの数年間の中で意識されてきた、人を思いやり適切な距離を取る意識や、今しかできないことをしっかりやり切ろうとする姿勢はこれからも大事にしていきたいと考えています。単にコロナ以前に戻すのではなく、コロナを乗り越えた私たちにしかできない新しい教育活動に「挑戦」していきたいと考えています。

4月に185名の新入生を迎え、令和6年度は全校生徒567名でのスタートになりました。誰もが安心して豊かに生活できる学校を目指して、「何事に対しても失敗を恐れず、勇気をもって挑戦し続ける」ことができるよう、教職員一同、一人ひとりをしっかりと見つめ、その想いを受け止め、すべての場面が、生徒の力を伸ばす機会をとらえて、適切に支援していきます。生徒たちも、自らの創意工夫や行動力で、充実した学校生活になるようにと精一杯の努力をしています。これからも、たくましく自分の人生を切り開こうとする子どもたちを応援してください。

学校教育目標である「自主・自律」の精神のもと、「人と人のつながりを大切にし、お互いを信頼しあえる温かい学校」を目指していきます。

今後も皆様からのご理解とご協力、そしてご支援をどうぞよろしくお願いいたします。