7月12日(火)に神奈川県民ホールにて、合唱コンクールが開催されました。どの学年も感染症対策をとりながら限られた時間の中で練習に取り組み、本番ではその成果を発揮できた様子でした。

 

 <グランプリ3-2(クラス代表 指揮者生徒)>

 2組がグランプリをとることができたのは、クラスのみんなの性格がつくり上げた雰囲気のおかげだと思います。結果発表の瞬間は本当に人生で最高の時になり、アンコールステージの2組の歌は今まで聴いたどの歌よりも感動して、本当に大切な1日になりました。そして、高校最後の年に合唱コンクールを開催していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!

 

 

 
<運営 文化委員会委員長>
 私は、今回の合唱祭に臨むにあたり「南高の伝統を絶やしたくない」という一心で準備をしていました。私が中学生のときに感じた、背筋が伸びるような、緊張感や、鳥肌の立つ感覚が忘れられなかったからです。それなのに、当日最初の合唱が始まる前までは、運営責任者として何があっても軸をぶらさない、威厳を保ち続ける、ということばかり考えていました。けれど、最初の合唱の歌声を聞いた瞬間にやっと気づいたのです。「そうだ、これは私の大好きな合唱コンクール。」と。本番前に「とにかく委員が楽しむこと!」と自ら伝えたにも関わらず、自分がそれを忘れていました。中高全校の歌声が、南高伝統の姿を思い出させてくれました。そしてもう一つ、私は今回「全員でつくりあげる」ということを目標に掲げていました。実際に本番も全員で力を合わせて取り組めたのは「できる限りの最高の状態で終わらせる」という強い意志を全員が持っていたからだと思います。生徒だけでなく、先生方とも一体となったようなあの感動を忘れることはありません。
 最後になりますが、新型コロナウイルスに悩まされながらも、開催に踏み切ってくださった校長先生、様々な面からこの行事を見つめ、運営のためにご尽力くださった中高文化委員会担当の先生方、私たちの青春のひと時を守っていただき、本当にありがとうございました。様々な苦難はありましたが、これだけは確かです。“合唱コンクール楽しかった!!!”