横浜市立みなと総合高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

本校は、横浜中華街の入り口・延平門のすぐ近くに位置し、普通科と専門学科それぞれの特長を活かした「単位制総合学科高校」として、平成14年に開校しました。多様な選択科目と柔軟な学習制度により、生徒一人ひとりの進路や関心に応じた学びを実現しています。

本校の教育目標は、「主体性を磨く」ことです。

主体性とは、「自分で考え、自分で行動する力」。本校では「自律・共創・挑戦」の精神を大切にし、生徒が自らの意志で未来を切り拓いていく力を育てています。多様な夢の実現に向けたキャリア形成を共に考え、個別最適な学びから実社会で必要とされる知識活用力の定着までを目指す進学型総合学科の特長を活かし、探究活動による「主体的な学び」と、地域連携や国際交流などの「ホンモノの体験」を通じて、豊かな学びを提供しています。

そのために、本校は次の3つの「めざす学校像」を掲げ、教職員が一丸となって取り組んでいます。


1.「夢を見つける」「可能性を広げる」ことを支援する学校

生徒一人ひとりの将来の夢に真剣に向き合い、共に考え、自己実現に向けたキャリア形成プランに沿った主体的な学びを支援します。

2.「主体的な学び」と「ホンモノの体験」による活きた教育を推進する学校

生徒が自ら学び、考え、行動できる学習環境を積極的に整え、課題解決力やコミュニケーション力など、これからの社会で求められる力(コンピテンシー)教育を実践します。

3.「自律・共創・挑戦」を繰り返し、社会性と主体性を磨く学校

自己を知り、他者を尊重し認め合い、仲間と共に高め合う中で、社会性とともに個々の主体性を育みます。


また本校では、国際交流にも力を入れています。カナダ・バンクーバーの「ブリタニア・セカンダリー校」と、中国・上海の「上海市工商外国語学校」と姉妹校提携を結んでいます。また、マレーシアの「TZU CHI INTERNATIONAL SCHOOL」と相互訪問を通して親睦を深めています。さらに、世界各国からの留学生を受け入れ、語学力の向上に加え、異文化理解や国際的な視野を広げる貴重な体験の場ともなっています。

こうした実体験に基づく学びを通して、生徒たちは「主体性」を磨きながら、豊かな人間性と確かな力を身につけ、自らの夢の実現へと歩みを進めています。

みなと総合高校は、これからも「学んでよかった」「選んでよかった」と実感できる学校を目指し、地域や社会の皆様から信頼され、愛される学校づくりを進めてまいります。

今後とも本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


校長 津田 武