横浜プログラム(YP)の考え方を取り入れた学習の様子
3年生の国語の説明文で、大切なことば(キーワード)を探す授業を行いました。
YPの考え方を取り入れることで、どの子どもたちも見通しをもち、安心して学習を進めることができました。
今回の活動のめあては
「友だちと協力して、「中」の段落から答えを見つけよう」です。
このめあてで、国語のねらいと、児童指導面でのねらいを達成することを目指しています。
よくある授業展開では、
①見つける上でのポイントを児童と確認し、
②一人や複数で取り組み、
③発表して共有する流れになりますが、
YPの考え方を取り入れると、
①活動のねらいと流れを確認
②活動の流れをお手本等で示しつつ確認
③YPの基本ルールの確認※
④約束の確認
約束1「答えがわからない友だちがいたら二人で考える」
約束2「答えが書けない友達がいたら、手伝う」
⑤子どもからの質問を聞く。
⑥子どもたちの活動
⑦ふりかえり
のような授業展開になります(一例です)。
特に④のように約束を事前に確認しておくことで、子どもたちが仲間に誘ったり、加わったりするという児童指導面でのねらいも達成できます。
谷本小学校では、今後も子どもたちが安心して友だちと関われるような授業づくりを、教員みんなで考え 進めていきたいと思います。
▲答えが分からないときの聞き方を「約束」で確認しているので、どの子も安心して活動ができます。
※YPの基本ルール(本校では、全教室に掲示してあります)
①暴力NO
②持ち出し禁止
③パスOK
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