平成30年 1月 生活科の学習から

 1月の後半は、とても寒い日が続きました。でも、子どもたちにとって、寒い日には、特別に楽しいことがあることがあるのです。まず、自分たちの植木鉢いっぱいの白い霜柱。7,8センチもの高さに成長した霜柱は、光を受けてとてもきれいです。手に取って大喜びをしました。そのうちに、霜柱を落としたときの音や、霜柱を踏んだときの音にも気づきました。サクサク踏むのは気持ちのよいものです。

 次の楽しみは、池の氷です。氷の上に足を置いたり、割って持ち上げたり、大騒ぎです。中には、氷の中に閉じ込められた落ち葉を見つけて感動したり、池の水はきれいではないのに、持ち上げた氷は透明できれいなことに気付いたりしている子もいました。日に日に氷が厚くなるように、子どもたちの喜びも大きくなっていきました。

 さらに、子どもたちが気付いて大喜びしたのは、水道が凍って、つららができたことです。しずくが落ちて凍ってできた、鍾乳石のような氷も見られ、「冬って楽しいね。」という感想をもつことができました。

 でもいいことばかりでは、ありません。冷たいものを触っていると、手の感覚がなくなり、寒くてたまらなくなり、もう教室に戻りたくなることも・・・。遊びの限界まで感じている子が多かったです。

 冬の楽しさと厳しさの両方を学んだ1月となりました。