小中一貫教育
小中学校間の連携を深めることにより、義務教育9年間の学習指導と生活指導の円滑な接続が図れるよう、中学校区を基本として推進しています。
○令和2年度 釜利谷中ブロック学力・学習状況調査における分析
~ブロックテーマ~ 9年間で育てる子ども像 :集団の中でお互い認め合い高め合おうとする子ども
【9年間で育成を目指す資質 ・能力】
人とのかかわり・つながり・コミュニケーション能力を大切にしながら、認め合い・高めあう力
【取り組み目標】
人とのかかわりを大切にした指導の研究
〈学力〉
・学力 平均は 、3校とも市の平均並みか少し下回っている。
・学校によって、年度によって学力の差があるが、特に学力が低い学年、中2年(現中3)小3年(現小4)は、担任の負担が大きい。
・学校によって差があるが、学習意識、生活意識は低めになっており、自信のなさや欲のなさ、自己肯定感の低さがうかがわれる。
〈人とのかかわり 〉
・「 まちの行事に参加していますか 」の問いに関しては、参加している児童が多い。特に、中学生の参加状況
がよい。小学校では、地域のお祭りによく参加している。中学校では、部活動を中心に、地域のお祭りに加えて、
地域防災などにも参加している。地域の方との交流が盛んであるといえる。
・「話したり、聞いたりして、人とかかわることが好きですか」の問いに関しては、 小学校では、市平均よりも高い傾向にある。
・「あいさつを自分からしていますか」の問いに関しては、 市平均に近い値である。
〈考察 〉
地域との交流が盛んなところは、本ブロックの長所である。地域の方も積極的に行事を開催したり、学校運営に協力したりしてくれている。それを本ブロックの取り組み目標である「人とのかかわりを大切にした指導」に生かしていきたい。
人と話したり、聞いたりして、人とかかわることが好きである小学生が多いところも、本ブロックの「 集団の中でお互い認め合い高め合おうとする子ども 」という目指す姿にむけて強みである。小学校での傾向を中学校でも継続していきたい。
「あいさつ」については、市平均まであがってきているので、今後、より活動を進めていきたい。各学校でのあいさつ運動や横浜こども会議での話し合いを、今後の活動に生かしていきたい。
○小中一貫教員推進ブロック(釜利谷中学校ブロック:各校ホームページ)