●荏田南小音頭の歴史

荏田南小学校が1983年(昭和58年)9月に開校した当時は、校歌がありませんでした。

1年が経ち、初めて迎えた夏休みに夏祭りが行われ、「みんなのよりどころになる音頭があるといいね」という声が上がり、荏田南小音頭が作られました。

当時の先生方が自ら作詞作曲に携わり、地域にいたNHK交響楽団の方々のご協力により録音されました。

20周年を記念し、新しくデジタル収録が行われました。

その後、新型コロナ感染症の影響で夏祭りや運動会で踊る伝統が途絶えてしまいましたが、令和4年度の4年生の「はっぴでハッピープロジェクト」により、新しいはっぴと共に復活しました。

色々な人の想いでつくられ、つながれてきた荏田南小音頭。校歌よりも歴史が古いんですね!

 

●インタビュー

①荏田南小音頭を代々伝えてきてくださった、ほの字連合さん

Q,荏田南小音頭は、どのような存在でしたか?

A,荏田南小音頭は、地域からも愛着がありました。

 

Q,好きな歌詞はあります?

A,「一人じゃ小さい力だけれど」というところです。

 また「学ぼう」などの歌詞には、すごく思いが詰まっています。

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Q,これから繋いでいく人たちに一言!

A,荏田南小音頭を歴史に残る宝にしていってほしいです。

 そして夏祭りでは、荏田南小音頭を踊る輪の中に、多くの人が入ってほしいです!

 

②荏田南自治会長さん

Q、荏田南小音頭には、どんな思いが込められていますか

A,「輪になってみんなでやろう!」という想いが込められていた、この思いは歌詞にも入っています。

 音頭がある学校は少ないです。荏田南小学校は、校歌に関しても素敵な学校だから、大事にしてほしいです。​

 

③荏田南小学校卒業生の方

Q,荏田南小音頭は、どんな存在でしたか?

A,毎年必ず夏祭りで踊る、夏の風物詩でした。

 

Q,誰に教わりましたか?

A,小さいころからお兄さんお姉さんが踊っているのを見ていたので、いつの間にか覚えていました。

 

Q,これから繋いでいく人たちに一言!​

A,荏田南小にしかないオリジナルを大切にしていってください。大きな声で元気よく、楽しく踊ってほしいです。そして、昔みたいに夏祭りの踊りの輪に、たくさんの人が加わってほしいです。

 

③荏田南小音頭を復活させた、令和4年度の4年生

Q,荏田南小音頭を復活させようと思ったきっかけは何ですか?

A,コロナ渦でなかなか踊ることができていなかったので、復活させたいと思い、頑張りました!

 

Q,なぜはっぴを作ろうと思ったのですか?

A,みんなで一致団結したいと思い、はっぴを作ることになりました。

 

●はっぴの秘密

前 :全体に線が描かれている!→ 過去から未来に繋がっている

 

背中:フラミンゴが小学校を抱えている!→ 小学校を大切にしていこうという意味​

   フラミンゴの足元の線→ 荏田南小音頭を過去から未来へ繋いでいる

 

 

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