57日が本校の開校記念日ということで、52日に開校記念講話が行われました。水を飲むときは井戸を掘った人の話を思い出せという逸話のように、「横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校」の設立で「一番深く掘った」和田昭允先生の思いを改めてお話しいただきました。

知識と智恵を結んで新しい知識を創る「智恵」は人間にしかないからこそ、知識と智恵が大切なこと、諦めないで考えて、考えて、考え尽くすことで、ある日納得がいく日が来るかもしれないから考えることをあきらめないことなど、サイエンスでの学びの理念を教えていただきました。

もちろん考え尽くすのは疲れることもあるから古典に触れたり、ニュートン・メンデルの木を見に散策したりと、研究活動と感性を磨くことの両立するポイントも教えていただきました。1年に1回の貴重な機会、サイエンスの理念や学び方などをもう一度考える機会になったのではないでしょうか。