1・2時間目のことです。
絵の具セットとはがきサイズの画用紙を持った5年生の児童が、
雨上がりの校庭を歩いてきます。
決まった場所に集合することなく、思い思いの場所に進んでいきます。
「自分のお気に入りの植物を描くんです。」
「ぼくは、ここから見た木を描こうかなぁ。」
図画工作科の「絵画」の時間でした。
「もっと薄い色がいいかなぁ。」
「細かい筆使いで表現しようっと。」
梅雨の晴れ間の気持ちのいい風の中、地面に腰を下して、
ゆったりのびのびと思いのままに、製作活動に臨んでいました。