今年の学校保健委員会のテーマは、「こころの健康」です。

心と体はつながっているので、

心が苦しいと、体の不調が出てきたり、

学校に行きたくなくなったり、

友達から言われた一言を辛く感じて、

頭やお腹が痛くなったりするものです。

心がひどく苦しくなる前に、

みんなでできることはないだろうか、

子どもたちと教職員と保護者で

考えていこうという取組です。

 

今日は、学校保健委員の子どもたちが、

保護者や教職員と一緒に、

心と体をほぐす体験を取り入れながら、

感じたことを話し合ったり、

アイデアを出し合ったりしました。

 

心と体がつながっていることを実感して、

和気あいあいとした雰囲気の中、

いろいろな考えが出されました。

 

 

 

 

校長先生からは、心の扉のお話がありました。

 心には扉があります。

 悲しいときや辛いとき、

 扉は固く閉まっています。

 扉を開くドアノブは、内側にしかありません。

 心の扉を開けるのは自分自身。

 楽しいときや嬉しいとき、

 心の扉は軽くなります。

 友達の心の扉を無理やり開けることはできないけれど、

 心の扉を軽くすることは、できるかもしれません。

 

心の元気が、活動の源。

でも、体が不調だと、心も落ち込みがちです。

誰にも波はあるけれど、

心が元気でいられる時間が

少しでも増えるように、

学校保健委員会では、

友達と楽しみながら体を動かす活動を

学校生活の中に取り入れていくことにしました。

みんながお互いに

心の扉を軽くしていけたらいいですね。