上台遺跡
上台遺跡
市立末吉中学校がある丘の上一帯は、大昔の人々が暮らしていた跡(遺跡)であることが、
古くから知られており、「上台遺跡」と呼ばれています。
昭和29年12月に、このプールのわきを、末吉中学校の先生や生徒たちが発掘し、縄文
時代中頃(今から約4500年前)と弥生時代終わり頃(約1800年前)の竪穴住居跡を掘り上げ
ました。竪穴住居跡からは、そこで暮らしていた人たちが使っていた土器や石斧、矢じり、
石のおもりなどの石器がたくさん見つかりました。
発掘した住居跡は、埋め戻してしまいましたが、住居の壁、柱の穴、いろりの場所を現
在の地表に示しておきました。また、発見された土器や石器は、学校内に展示しています。
三ツ池のまわりの丘には、この他にもたくさんの遺跡があり、大昔の人々が生活するの
には、良い場所だったと思われます。
平成24年2月 横浜市教育委員会
登録日: 2015年8月5日 /
更新日: 2015年8月6日