令和2年3月11日

見事な青空の下、令和元年度横浜市立錦台中学校第61回卒業証書授与式が挙行されました。

事前にお知らせしていたとおり、保護者と来賓の列席をご遠慮いただいたため、生徒と職員、PTA会長のみでの式となりました。


入場後のようす

また、時間短縮のため1人1人への手渡しではなく、式中ではクラスの代表生徒への証書授与となりました。式後の学活で担任から一人一人に手渡されます。


呼名のようす

代表への証書授与

校長先生の言葉も短くすることとなりました。全文を掲載させていただきます。


校長先生の式辞

はなむけの言葉

校長 森 健太郎

縁あって3年前皆さんは錦台中学校に入学もしくは転入し、今の仲間、先生方に出会いました。私も2年前縁あって錦台校長に着任し皆さんと出会いました。1年前創立60周年という節目の年に在校生として参加しました。今年度は錦台中初めての飛行機を利用した長崎の修学旅行。初めて春の体育祭、初めての課題曲、自由曲を歌った合唱コンクールなど、初めて尽くしの学年でしたね。

今から9年前東日本大震災が起こった年は皆さんは幼稚園、保育園の年長さん、その卒園式も縮小や自粛があったと聞いています。そして今回の卒業式、卒業生と教職員、PTA会長様のみで開催、私は今回で37回目の卒業式ですが、これも初めての卒業式です。

なぜ私たちがと思う生徒もいると思いますが、皆さんをお祝いする気持ちは参加していませんが在校生、保護者、地域の皆様も決して変わりません。私たち教職員はこの式のために会場準備をし、3学年の先生方は教室廊下を何日も前から準備をしました。その出来栄えは皆さんが見たとおり素晴らしいものになりました。そして今の先生方の顔を見てもらえれば皆さんに対するお祝いの気持ちはわかってくれると思います。私は何回も卒業式を経験していますが、今日の卒業式は一生忘れることのできない素晴らしい卒業式だったと思える式にしたいと思っています。皆さんにも同じ思いを持ってもらいたいと考えています。まだ、式は続きますが皆さんの手で素晴らしい式にしましょう。

中学校3年間を振り返ってどうでしたか。楽しかったこと、うれしかったこと、辛かったこと、悲しかったことなどいろいろあったと思います。しかしそれらすべて皆さんの財産になり、成長した今の皆さんがいます。卒業後の進路は人それぞれの道に進みます。今後も決して平坦な道とは限りません。より一層の困難があるかもしれません。そんなとき決して困難から逃げずに立ち向かってもらいたいと思います。その困難を乗り越えた時、また一つ成長したあなたがいるはずです。

私は皆さんと2年間を過ごしただけでしたが、毎日の授業や、部活動、そして体育祭、文化祭、合唱コンクールなど、その成果は見事なものでした。皆さんは素晴らしい生徒です。皆さんとの出会えたことを心から感謝しています。

本日をもって卒業生の皆さんとはお別れです。別れは大変さびしいものですが、その後には新たな出会いが待っています。新しい出会いに向けて旅立ってください。

皆さんの限りない発展と今後の活躍をお祈りして皆さんへのはなむけの言葉といたします。


PTA会長によるお祝いの言葉

在校生からのメッセージも事前収録したビデオメッセージです。


ビデオ上映による在校生の言葉

卒業生の言葉

最後に卒業生が合唱コンクールの課題曲「大地讃頌」と、「旅立ちの日に」を歌いました。


卒業生による合唱(大地讃頌)

卒業生による合唱(旅立ちの日に)

閉式の言葉

卒業式後の学活で卒業証書と卒業アルバムを受け取り、みんなで写真を撮りました。


最後の学活の後、上校庭で集合写真

職員一同、本校卒業生のご多幸をお祈りしております。卒業おめでとう。