令和4年、平戸中学校は創立37年目を迎えました。平戸中学校は国道1号線沿いの小高い丘の上にあり、学校に隣接した「平戸果樹の里」では、浜梨をはじめ、みかん、かきなど四季折々の果樹の成長を見ることができます。特に春に咲く白い梨の花は大変見事で、開花を毎年楽しみにしています。また、旧東海道の尾根道、品濃坂、品濃一里塚をはじめ古くからの歴史を感じる場所も数多くあります。緑に囲まれた自然豊かな環境の中で、生徒たちは学習活動や部活動、学校行事に一生懸命取り組んでいます。

本校では新たに令和4年度から令和7年度までの「中期学校経営方針」を策定し、「平戸に学び 自ら学び 生きる喜びを実感できる学校」を目指し、新たな「中期取組目標」を設定いたしました。具体的には、

〇生徒一人ひとりを大切にした学びを推進します。

 ・教育活動を通して言語活動の充実に努め、思考力・判断力・表現力を育みます。

 ・各教科や総合的な学習の時間の系統的充実を図り、持続可能な社会の創造に貢献できる人材を育てます。

〇誰もが安心して学校生活を送ることができる教育活動を展開します。

 ・.よりよい人間関係を築こうとする態度を育て、いじめを許さない豊かな心を育みます。

〇教職員一人ひとりが学校経営に主体的に参画し、チーム力を生かした「信頼される学校づくり」を推進します。

〇学区内の小学校および保護者や地域、関係機関と連携しながら「社会に開かれた学校づくり」を推進します。                                       

特に今年度は、学力の基礎・基本の定着を図り、「言語能力」「問題発見・解決能力」「コミュニケーション力」を育てる教育を実現するとともに、「豊かな心」を育て、誰もが安心して学校生活を送ることができる学校づくりを行ってまいります。また昨年度から行っている、小中ブロック内の「食育」にも力を入れ、「食と健康のつながり」についても学びを深めていきたいと考えています。

 

これからも保護者や地域の皆様のご理解とご支援をいただき、地域とともに歩む学校づくりを続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

                                                                                                                         令 和 4年 4月 7日

                                                      横浜市立平戸中学校

                                                                            校 長 阿部 亮一