R6.7月1日(月)

 みなさんこんにちは。今日から7月ですね。今年も七夕飾りができるように、昇降口に竹を飾りました。短冊も職員室アシスタントの羽鳥さんが用意してくれていますよ。みんな願い事書いて飾りましょう!

 さて、今日は少し寂しいお話です。校庭の桜の木が老木になってきているのでそろそろ切らないといけない、という話は子どもたちにしていました。そして、校庭の防球ネットの張りかえ工事に合わせて切ることになったこと、それが7月の初めだということも、朝会で子どもたちに話していました。そしていよいよその日がやってきました。今日の8時50分ごろから伐採が始まりました。総合的な学習の時間で切られた桜の木を使って思い出を残したい、と計画している6年2組は、最後の姿を見ようと校庭でその伐採作業を見ていました。また、ベランダから様子を見ているクラスもありました。祖tからは見えませんでしたが、授業中、窓の外を気にしている子どももたくさんいたようです。伐採されていく様子を写真に撮りました。6年2組も写真で記録に残していました。その様子を写真でお届けします。今回工事を請け負ってくれた業者さんは、とても親切な方々で、子どもたちのシンボルツリーだったことや、切った後の枝や幹の部分を使いたいという子どもたちの思いを聞いてくださり、長い枝を短くしてくださったり、幹の部分も小分けにして切ってくださったりしてくれました。伐採が終わった昼休み、先生方と子どもたちを、切った木や枝が置いてある場所に入れてくださいました。工事の柵の中でしたが、その他の工事をストップして、子どもたちに切った木を見せてくれたのでした。実際に触ってみたり、においをかいでみたり、年輪を数えてみたり、枝をもってみたりと、桜の木に触れあっている子どもたちでした。子どもたちにとって、校庭の桜の木は大切な木だったんだなあと思わせる姿でした。きっとひとりひとりいろいろな思い出があるのでしょうね。明日は、6年生が図工で描いた「心に残る風景」から、桜の絵を描いた子たちの作品を紹介しますね。

 ところで、年輪はどのくらいだったと思いますか?子どもたちと一緒に数えてみると、「39歳」でした。ちょうどこの場所に校舎が移転してきた年に植えられたのではないかと想像できました。