「目標・計画・行動・成果」

校長 鈴木 均

令和5年度が始まりました。中川西中学校長として2年目を迎える鈴木でございます。よろしくお願いいたします。

 4月7日の入学式で289名の新入生を迎え、全校生徒902名で中川西中学校の新年度がスタートしました。始業式や入学式、離退任式や対面式など、年度初めの行事が終わり、健康診断や部活動の仮入部など学校生活も順調に動き出しました。

昨年度の初めに校長としての私の目標をお伝えしました。それは『誰もが「中川西中学校を好き」と言ってもらえる学校にする』です。生徒は当然のこととして保護者や地域の方々、私を含めた教職員などの「誰も」が中川西中を好きといえる学校にするという目標は今年も継続していきます。そして、この目標達成のために始業式で生徒にも、次のような協力をお願いしました。

900名を超える生徒が生活をすれば、考え方や思いも900通りあり、自分は「良い(good)」と思ったことも、もしかすると隣の人は「そう思っていない」または「いやだな(bad)」と感じることもある。一人の何気ない言動が知らずのうちに誰かを傷つけてしまうこともある。だからと言って、常に900人の全生徒のことを考えて生活することはできない。なので、隣の人は、クラスのみんなは「どう考えるかな」「どう思っているかな」と少し思うこと少し考えることを実行してください。』

このような生徒一人ひとりの思いが「誰もが好きな学校」につながる一つのことだと考えます。

さて、目標を達成するためにはこのように手立てが必要になります。こんな言葉があります。

・「目標なき者に計画なし」 ・「計画なき者に行動なし」 ・「行動なき者に成果なし」

例えば、何かスポーツを行うとき、「試合に勝つ」という目標を立てます。そしてその目標達成、つまり試合に勝つためにどんな練習をすればよいのか、何を準備すればよいのかという計画を立てます。そしてその計画に従って小さいこと、またどんなに苦しいことでも着実に実行していくからこそ、そこに成果がうまれてくるということです。

令和5年度が始まり様々な目標を立てていることと思いますので、次にその目標を達成するためにはどうすればよいのかという道筋・計画、そしてその道筋・計画を実行するための手立てを考えてほしいと思います。その上で目標達成に向けて動き出してほしいと思います。

私も「誰もが「中川西中学校を好き」と言ってもらえる学校にする」という目標達成に向け行動していきます。

令和5年度も保護者の皆様、そして地域の方々にもご協力いただくことがたくさんあると思います。1年間よろしくお願いいたします。