今年度、4月より前任の小林校長を引き継ぎ校長に着任いたしました、鈴木 均(すずき ひとし)と申します。年度の初めにあたり、少しだけ自己紹介をさせていただきます。緑区、長津田(その頃は緑、青葉、都筑も含めて港北区だったと思いますが)の出身で、幼少のころは野山を駆け回っていました。その後、理科の教師としていくつかの中学校を回り、この3月まであざみ野中学校の校長を務めていました。ここ数年は校長のため授業はしていませんが、子供たちが知らなかったことが分かった時のうれしそうな顔や新たなことに出会った時の驚きの表情などに出会うことが好きなので機会があれば、是非授業をしてみたいと思っています。また、スポーツを見たり、やったりすることが好きなのですが、最近ではもっぱら見る専門になっています。大きなスポーツイベントなどがあるとテレビにくぎ付けになってしまっています。まだまだ慣れないことばかりですがどうぞよろしくお願いいたします。

 新型コロナウィルス感染症がもう収束に向かうと思われていましたが、現在でも予断を許さない状況にあります。この2年間はコロナ禍に影響され様々な行事を含めた教育活動が中止や延期、内容の変更など、計画通りに行うことができませんでした。そんな中でも中西の子供たちは、コロナ禍を理由にあきらめることなく、今何ができるのか、どうすればよいのかと自ら創意工夫し充実した学校生活に向け精一杯努力をしてきたと聞いています。また、これまで子供たちの安全・安心を最優先に考え保護者や地域の皆様に学校の様子を見ていただくことができませんでしたが、今後は十分な感染予防対策を行いつつ少しでも学校の様子や元気な子供たちの姿を見ていただけるよう考えていきたいと思います。

 令和4年度は4月7日の入学式で316名の新入生を迎え、全校生徒904名でスタートいたしました。900名を超える生徒が在籍をいたしますが、すべての教職員が生徒一人ひとりをしっかりと見つめ、その思いに寄り添い、適切に支援してまいります。そして、上記に掲げた「学校教育目標」の達成に向け「教育理念」である

「自立と貢献」「健康と思いやり」「対話と融和」

を継承しつつ、生徒だけでなく、保護者の皆様、地域の方々の誰もから「中西中が『好き』『大好き』と言ってもらえる学校」を目指してまいります。今年度も皆様からの中川西中学校の教育活動へのご理解とご協力、そしてご支援をよろしくお願いいたします。