718日から731日までの約2週間、上海市が主催するオンラインでの国際交流活動に本校の生徒が参加しました。世界16か国17都市からエントリーした144名の学生や教師、160名の現地ボランティア学生がZoomでの交流や発表、動画を見ながらの中国文化体験、バーチャル上海ツアー、アプリでの学習などを行いました。最終日のユースフォーラムではSDGs11番「住み続けられるまちづくりを」をテーマに南高生の活動や横浜市の取り組みなどを世界に向けて発信しました。以下は参加生徒の感想です。

 

私は今回のサマーキャンプで、上海の文化や生活を紹介する動画や、各国の生徒とのzoomで、自らの視野を大きく広げられました。またコロナ禍で渡海も難しいからこそ、方法を探して他国の文化に触れたり、自国の文化を発信することが大切だと知りました。この交流に参加できて本当に良かったです。(1年生女子)

 

上海との交流会により、様々な文化にオンラインを通して触れるという、とても貴重な経験をさせてもらえて嬉しく思う。海外の人はオンラインだからといって怯むことなく、意見や考えをどんどん発信し、上海側もそれが間違ったり、的を得ていなくても「言ってくれてありがとう」という言葉を伝えるという光景は本来の学校や社会でのコミュニケーションでのあるべき姿だと思った。英語という共通言語で会話をしたが、もちろんそこには各国の訛りが含まれた。日本ではカタカナ英語という訛りがあり、通じないからと言って発言が少ない。しかし、今回の交流でカタカナでも相手方は正確に汲み取ったところを見ると、自分たちの英語に自信を持ってもいいと思ったし、堂々としていれば良いと感じた。オンラインという形での交流でもこのコミュニティを作ることが出来た。ならば直接会って交流すれば、より良いコミュニティを作ることも可能ではないだろうか。直接会って異文化交流を出来る世の中になることが非常に楽しみだ。(1年生女子)

 

今回のキャンプの中で私は特に同じ南高校の後輩や友達と行った横浜を紹介するスピーチが印象に残りました。今回のキャンプにはたくさんの国から同世代の学生が参加していました。そのため各国の文化を体験させていただける時間も多く、その一つ一つが私にとってとても新鮮でした。このようなグローバルな環境の中で、自分の町を紹介するということはとても緊張感のあるものでした。なぜなら各国からさまざまな文化を学ばせてもらった分、自分の発表も誰かにとって身になる時間を提供したいというある種のプレッシャーのようなものがあったからです。しかしながら、世界中の人に向けて話す機会もそうないと思い、楽しくやることを意識しました。いつも以上に発音やイントネーションに気をつけて練習を行い、満足のいく発表になりました。(2年生女子)

 

アプリでの映像授業を通して、上海の伝統文化や、昔の街並み、生活の様子など色々知ることができました。特に楹の仕組みや文房四宝の歴史など、今まで知らなかった中国ならではの文化への理解をより一層深められました。zoomのミーティングやフォーラムでは、沢山の方々と同じトピックについて語り合い、様々な視点から物事を捉えることができて、本当に貴重な勉強になりました!司会を担当されていた上海の方々は皆英語が上手で輝いていて、自分もあのようになりたいと、努力するモチベーションにも繋がりました。(2年生女子)