メダカの今後を考えよう!

 

中央小に池があるのをご存知でしょうか。ウサギ小屋の手前、藤棚近くにあります。

しかし、あまり見向きされていない状態かもしれません。

いま、5年生では、この池をメダカもすめるような「ビオトープ」にできないか話し合っています。

 

きっかけは、理科の学習で飼育し始めたメダカの今後の行方を考えたことから。

自然の池や川にかえすことはできないのか、学校の池はメダカが生きることができる環境なのか・・・子どもたちで調べた結果、たどりついたのがビオトープでした。

 

しかし、調べるほどに分からないことがどんどん出てくる・・・。

そして、先日、「よこはま里山研究所」の方にご来校いただき、ビオトープづくりについていろいろと教えていただくことができました。

写真は、その際に中央小の池の状態を調べたときのものです。

ザリガニやミナミエビ、シオカラトンボのヤゴなどがたくさん見つかりました。

「何もいないと思っていたのに、けっこう生き物がいてうれしくなった。」

「落ち葉はじゃまなだけだと思ったら、落ち葉のおかげでヤゴのすむ場所になっていると聞き、おどろいた。」

「中央小の池は、『条件がいい』と言ってもらえて、背中をおされた気がした。」

など、5年生一同、ますますやる気になった2時間でした。

 

とはいえ、課題はないのか、全校のみんなは賛同してくれるのか、解決すべきことはたくさんあります。まずは学習発表会の場を使って、全校のみんな、保護者の方や地域の方にプレゼンテーションをしよう、ということになりました。

 

(※ ここでの「ビオトープ(biotop)」とは、自然の状態で生き物が世代交代をくり返すこができる水辺の環境のことを表しています。)