『みんなで学べることを実感して、後期へ』

校長 鈴木 康史 

 分散登校へのご協力、ありがとうございました。緊急事態宣言が解除され、少しずつ通常の生活が取り戻されていきます。しかし、一斉にすべて解除されているわけではありません。夏前からの急激な感染拡大も、9月後半からの急激な縮小も、因果関係が解析されているわけではないので、対策を継続していくことが求められています。一日おきの登校や短縮授業から、徐々に通常へと戻してきましたが、まだまだ7月までの学校生活に慣れていくには時間がかかることでしょう。学校で過ごす人数も倍になり、いろいろな人と関わる機会が増えます。そこで、今後の方針をいくつか整理しました。前期末の振り返りをしながら、じっくりと生活リズムを整えていきましょう。

 

【感染症対策】 徹底していきます。

 

4月当初のガイドラインは存続されていますので、手洗いを徹底し、距離を取り、状況に応じてマスクを着用するなどの対策を講じたうえで、通常の授業へと戻していきます。さらに、まず2週間、午前中の時程を9月中と同じ(中休みなし、授業の間に5分休みを置く)ようにし、各教室で過ごすことや手洗いや移動の時間をしっかりとれるようにします。欠席連絡等のメール報告は、しばらく継続します。

 

【運動会】 1030日(土)に行います。

 

昨年同様、午前のみで中学年⇒低学年⇒高学年の三部完全入れ替え制で行います。プログラムについた入校証に健康観察を記録して整列入場とします。感染者把握や密を生じない参観の確保が求められている本年度は、児童一人につき保護者1とさせていただきます。また、参観席エリアには方眼状のラインを引き、間隔を取っていただくようにします。詳しくは、今後2回に分けてお知らせします。

また、延期の方法が例年とは違います。30日(土)雨天でも5時間授業、31日(日)・111日(月)休み。2日(火)5時間授業または運動会予備日。それ以降は、平日に分散して行います。

 

【校外学習】 宿泊での実施を断念します。

 

既に6年生にはお知らせしていましたが、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置による宿泊禁止制限が取れましたが、キャンセル期間を過ぎないことや日帰り型の行程の確保、延期の学校が多く日帰り日程も確保が難しいことなどを考慮し、今後の再度の感染拡大への懸念なども考え、全学年宿泊での実施をせず、日帰り型での実施をいたします。

1・2年:10月に遠足

  3年:11月に遠足

  4年:12月に日帰り型の体験学習、1月にバレエ見学と市内見学

  5年:11月に日帰り型愛川体験学習、後日市内見学

  6年:7・10月に日帰り型箱根修学旅行、他に見学等を検討

 

【タブレットPC】 基本は学校での使用に戻ります。

  

家庭学習でも活用していたiPadは、分散登校の補助ツールとしての役割を終えます。今後は、必要なときに持ち帰ることができるよう、指導やルールの整備を全市的に行っています。