『どの学年も、演技・競技に一生懸命に取り組んでいる姿に感動しました』 10月22日に行われた創立40周年記念秋季大運動会の保護者アンケートに多くの方が書かれていた言葉です。目の前の子ども達と4月からの半年間、ともに過ごしてきた担任や学年の先生方が、自分の学年の子ども達にあったテーマを考え、演目を決めます。そして、9月中旬からの約1か月間、学校は運動会一色になります。私にとってもこの1か月間は、体育館から響く足音や歓声、校庭に出たときの縦横の整列状況や演技の進行具合が気になり、そわそわする日々でした。 低学年は、一直線に並ぶことや横一列に合わせることが苦手です。空間認知力がまだ自分の身に付いてないからです。明るく楽しそうに演技することがポイントです。3年生は縄跳びを柱に演技構成を考え、可愛らしさも表現します。4年生からは応援団にクラス代表で関われることや普段のなかよし活動(異学年交流)でも先輩役として関わっているため、頼もしさが表現に加わります。そして高学年は、力強さや運動会全体に関わり、責任をもって引っ張っていく姿が、子ども達同士に良い刺激を与えるとともに、見ている観衆にも多くの感動を与えてくれます。     今年の聖火リレーは、開校当時5年生だった干場様にスタートをお願いし、第2走者から子ども達が聖火台までその火を引き継ぎました。「新鮮であるとともに、こうしてたくさんの観衆の中で子ども達が生き生きとして取り組んでいる姿に感動した」とお言葉をいただきました。藤小の子ども達は、指導者が「ここまで出来るよ」とどんどんレベルを上げていっても、それをやろうとして付いてくる素直さと粘り強さがあります。運動会直前まで特設の応援団や音楽隊、リレーメンバーをはじめ、各学年の演技の出来映えにレベルアップが見られました。この雰囲気は、今後5年、10年、15年とつないでいってほしいと思います。  また、運動会に取り組む意気込みや勝敗が決まっても最後までやりきる真剣な姿は、見ている側を正に「何も言えね~」と言葉に詰まらせる状態にさせてくれました。特に6年生の組体操は、全国的に怪我の多さや危険性の高さから、演目に入れることを教育委員会が禁止する地域がどんどん増えてきています。毎年、組体操にはできる限り私も練習に入って助言していましたが、指導者も校外研修を重ねて演技を構成しました。4段タワーや5~8段ピラミッドも子どもを選抜すれば可能かもしれません。藤小は、全員が共通に出来る技を中心に一体感を表現しました。  保護者等入場については、PTAとおやじの会の方々に大変なご協力をいただき、来賓や優先者、保護者の並び方をはっきりと区分けさせたところ好評でした。昼食場所についても、学校事情をご理解していただき、互いに譲り合いながら大きな混乱もなく済ませることが出来ました。 保護者アンケートからは、音響に関することや勝敗の決定に関すること、演目への要望等、次年度に向けて検討しなければならないご意見もあり、真摯に対応していきたいと思います。 子ども達は運動会開けより、教師の予想を超える勢いで26日の「音楽の集い」に向けて気持ちを切り替え、中休みや昼休みに自主練を開始しました。これこそ藤小の子ども達の良さであり『つなぐ』べき大事なことだと思っています。当たり前のことを当たり前にやる児童の凄さですね!