5年生の家庭科で「生活を支えるお金と物」の学習をしています。これまでの学習で買い物をする際、物を選ぶ基準の一つに「環境に与える影響を考える」があることを学びました。そこで、外部の団体の方に来ていただき「海とプラスチックのおはなし」というテーマで出前授業をしていただきました。

 

海の漂流物が浮くか、沈むか予想をした後、実際に枝、ビニル、プラスチック等を水槽に入れて実験してみました。

「高いところから落とすと、沈むのではないか?」

「マスクは水を含むと重くなり、沈むのではないか?」など興味津々の声が聞かれました。

 

次に砂の中からプラスチックを取り除く実験をしました。小さいものだと、手で取り除くことが難しいことを痛感しました。「こんな小さいプラスチックを魚が食べると大変だ」と課題意識をもっていました。

 

最後にプラスチック製品を減らすために、現在使われている製品について見直しをしました。

「ストローは紙製のものでもいい」「歯ブラシはプラスチックの方が歯に良さそう」などたくさんの意見が出ました。この授業をきっかけに、自分の生活の中から環境にやさしい物の選び方ができるといいですね。