創立70周年を迎えた大鳥中学校に、またまた最高に輝いているステキなゲストをお招きすることができました。車いす陸上競技の第一人者で、リオデジャネイロ・パラリンピックにも出場した、中山和美選手です。バスケットボール部キャプテンとして活躍した学生時代を経て、一度はあきらめかけたCA(キャビンアテンダント)への夢を実現した中山さん。さあ、これからというときに、突然の病気(脊髄梗塞)に襲われて両足の自由がきかなくなってしまいます。「なぜ、自分が…!?」と途方に暮れる時期もあったそうですが、持ち前の明るさと前向きな姿勢で乗り越え(たぶん私たちが想像できないほどつらく、苦しい経験をされたのだと思いますが、ご本人は「さらっと」軽く触れただけでした。「失ったものを嘆くのではなく、自分にあるものを輝かせたい!」という中山さんの強い精神力と前を向く積極的な生き方のすばらしさを感じました。)3ヶ月の入院を経て車いす生活へ。ご家族などの支えもあって、次なる夢への挑戦が始まります。リハビリに取り組む中で「車いすマラソン」を勧められ、陸上競技の楽しさを知ってからトラック競技に転向してパラリンピックを目指すようになります。アジアでは銀メダルを獲得したものの、リオ・パラリンピックでは世界の壁に阻まれて予選敗退。それからは体格の違いをいかに技術でカバーするかを考えてさらなるレベルアップに挑戦し続けています。自分の可能性を信じて、東京パラリンピックでの上位入賞を目指して努力を続けている中山選手の姿は、とても輝いて見えました。一度あきらめた夢を、あきらめきれずに努力を続けてCAの職に就いた中山さんの生き方。せっかく実現した夢を突然の病で絶たれてしまった後も、新たな夢や目標をもって頑張り続ける中山選手のチャレンジ精神。そして、つらく苦しい経験さえ、明るくさわやかに語りかけてくださった中山選手。たくさんの大切なことを教えてくださった講演会でした。鳥中生は、一人ひとり何を感じ、何を学んだのでしょうか。生徒の皆さんの感想を次の機会にご紹介したいと思います。