1年生の山田先生の授業におジャマしました。

前回の授業では、「無人島に行ったときあなたは何をもっていきますか?」を「ケータイ、ナイフ、毛布、虫眼鏡、ライター、鍋、のこぎり、新聞、磁石、鉛筆、テント、布団などなど」のアイテムから3つ選ぶ・・・という学習をしたそうです。

大きな声、顔の表情、教室中の立ち回り等々…山田先生のエンターテインメント性が光ります。

授業では、体験学習あり、グループでの話し合い活動あり、ICT活用あり・・・と、盛りだくさんでした。

 

紙コップと2×5センチの細く切った紙を使って、消しゴムを乗せてみよう。

 

まずは2人1組で話し合っていきます。「うーん、どうしたらいいのかな?」

 

はさみをつかってみよう、など、工夫します。

3分ほどたった時点で、「できた!」の声。

まだこの授業をしていないクラスもありますので、答えはHP上には書かないこととします。(微笑)

 

この体験より、材料は同じでも使い方によって強度が増したりする・・・

同じ素材でも、方向等を工夫することにより思わぬことができることがあるということを学びます。

 

そして、コップは回収。

集めたものをみて、

「すごい、みんな工夫しているね。ものづくりとはこういうことなんだよ。工夫して、失敗して、また工夫して…その積み重ねが、あ!というすごいものになっていくんだよ」と山田先生。

生徒たちはふんふんと納得。

 

ここで教科書を開けて学習していきます。

 

↑「迷い人を見つけて案内」のロボットの新聞記事を紹介。

これを例として、

「あなたが感動した技術にはどんなものがありますか?」の設問にこたえていきます。

 

「なぜ感動したのか?そこにものづくりの本質があるね」と山田先生。

 

グループでの話し合い活動の後、生徒たちから、電動自転車、電子辞書などさまざまな例が、なぜ感動したのか?という理由と共に挙げられました。驚くことに、孫の手や靴べらなども出ました。

 

最後に「みんな便利なものを挙げてくれたけど、逆にここが不便…ということを探してみようね。そこに将来のモノづくりのヒントがあるんだよ。どんなものがどんな人に役に立つか?考えてみよう」と、山田先生。

 

私(平川)も楽しく授業を受けさせていただきました。