5月21日ごろ ~小満~

 

 図書室のショーウインドウには、季節を伝える書籍が展示されています。ふと目をやると、その本には、「小満 ~5月21日ごろ、植物にとって、とても気持ちのいい季節です。どんどん成長し、生い茂ります~」と書かれています。そして、「くよくよした気分になることって、だれにでもあるよね。そんなときは、大きなものの前に立つといいよ。たとえば、海。たとえば、富士山。『大丈夫、たいしたことじゃない』って声が、聞こえてこない?」と添え書きがされていました。

 遠足や修学旅行を終えた1・3年生、自然教室を間近に控えた2年生、どの学年の生徒たちも、新しいクラス・学年での生活は短期間とはいえ、行事に向けた準備や体験で大きく成長しています。『とても気持ちのいい季節で、どんどん成長し、生い茂ります』のフレーズが、生徒たちにもピッタリですね。

 体育館につながるところには、今年もツバメが巣を作っています。白壁の角部屋のお部屋は、高級住宅地です。

 1年昇降口付近の掲示板には、英文書道部作成のカレンダーが掲示されています。紹介しようと思っているうちに、5月も22日になってしまいました。先週の今頃は、私は奈良公園にいました。修学旅行に出発して、もう1週間がたちました。明日は、各色の応援団の生徒と職員の顔合わせが予定されています。6月23日(土)に予定されている体育祭に向けて始動しました。

 

 5月7日からの教育実習も今週で終わりになります。先週、そして今週と実習生の研究授業が行われました。緊張感の中にも将来の教師にむけた熱い気持ちが感じられました。

 私は明日、明後日と学校不在となりますので、今日はその分も含めた”30%増量の学校日記”となります。最後に、もうひとつ、季節の写真を紹介します。校舎の前にあるびわが次第に色づいてきました。

 学校長 栗原 公明