5月21日(火曜日)は、二十四節気の「小満(しょうまん)」と言われる日でした。「小満」とは、秋に蒔いた麦などの穂が付く頃でほっとひと安心(少し満足)するという意味だそうです。田畑を耕して生活の糧(かて)を得ていた昔の時代には農作物の有無は人の生死に関わる大問題でした。そのため麦などの穂が付くと「今のところは順調だ。よかった。」とちょっとだけ満足したということから「小満」という名前がついたと言われています。今はコンビニやスーパーで食べるものはいつでも手に入りますが、そういうことができない厳しい時代もあり、そんな困難にも負けずたくましく生きてきた昔の人がいたからこそ、今があるという事を忘れないようにしたいと思っています。

 本日の給食のメニューは「むぎごはん、さつきじる、かわりきんぴら、なっとう、ぎゅうにゅう」でした。