学校だより10月号 [195KB pdfファイル]  

        分散登校へのご協力ありがとうございました  

                                                                                                校長 阿部 直美

 朝夕は肌寒い日もあり、すっかり秋らしくなりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。酷暑・自然災害・災害級の感染拡大と、気の休まらない夏でしたが、ようやく気候が良くなりますので、しばし季節のめぐみを味わいたいですね。感染症の拡大も下火となり、ようやく通常登校となりました。しかしながら、子どもの感染も増えていますので、学校では10月からも油断せず、予防対策を強化してまいります。

 夏休み明けからの分散登校では、全員と顔を合わせられない寂しさはありましたが、一方では少人数指導ならではの効果で、児童一人ひとりに寄り添って、丁寧な関わりをもつことができました。何事にも両面があるものですね。

 またこの間、学校としましては、今後の休校や学級閉鎖に備えてオンライン学習の準備を始めました。手始めに、全校一斉で取り組んだのは、iPadを使ったオンライン朝の会です。8:20から約10分間、教室とご家庭をインターネットでつないで、クラス毎に朝の会が始まります。ご家庭の端末には教室の様子や担任の顔が映り、教室には各ご家庭の様子が映ります。はじめはうまく接続できない等のトラブルも続出しましたが、だんだんやり慣れて、後半には接続もスムーズになり、朝の会の内容も充実しました。担任からの一方的な連絡だけでなく、お互いにメッセージを送り合ったり、テーマを決めてミニスピーチを行ったり、簡単なクイズやゲームを行ったりと、クラス毎に楽しい時間が流れていました。担任たちは、学校と家庭とに離れている子どもたちの心を少しでもつなげようという思いから、工夫を凝らしてきました。いかがだったでしょうか?全クラスの試みなので、保護者のみなさまにはインターネットの接続などで大変お手数をおかけしたことと思います。ご家庭のご協力なしでは実現できなかったことです。本当にありがとうございました。

 この1カ月の取組によって、学習のスタイルにも大きな変化が生まれています。低学年も含め、全校でICT教育が加速しました。授業でのNHK for school(教育番組の視聴)の活用、学習アプリを使った反復学習、音声データや画像のやり取り、ネット検索、意見や成果物のデータ上での発信などなど、普段の学習でiPadを活用することが当たり前となり、子どもたちも積極的に取り組んでいます。上の学年では、オンライン授業に対応できるスキルも学習しています。

 やはり、何事にも両面がありますので、情報モラルの指導は欠かせません。便利なツールも使い方を間違えば自分や相手を傷つける可能性があることをよく理解し、正しい利用法を身に付けさせなければなりません。この点でも、ご家庭とよく連携してまいりたいと思っております。また、効果的に活用することも重要です。どんな学習でどのような使い方をすれば効果的なのか、放課後の職員室では、教職員もお互いに情報交換し、学び続けています。