学校だより9月号[319KB pdfファイル] 

 

 9月1日 

  副校長 松久保 伸子

  10年前の3月11日の午後3時ごろ、当時の勤務校の全校児童が下校完了していたことは分かっていましたが、万が一教室に残っている子がいたら大変と、私は学校の階段を駆け上りました。途中余震が起こり、激しい揺れに手すりにつかまらずにはいられませんでした。そして船酔いのような気分になったことを覚えています。幸いにも子どもは校内に残っていなかったので、学校の周りに子どもたちの様子を見に行くと、信号機がつかない交差点が多数見つかり、職員で交代しながらしばらく交通整理をしていました。この時点では東北地方沿岸部が大津波に襲われていたことを、私は全く気づいていません。そこから数日の記憶はあいまいです。子どもたちのメンタルケア、校内の補修、被災地のこと、この先への不安、いろいろな気持ちが入りまじり、どのように過ごしていたかあまり思い出せないのです。でも災害とは本当におそろしいものだと感じたことははっきりと覚えています。


今日9月1日は「防災の日」です。関東大震災を忘れずに、防災への意識を高める日です。本来でしたら8月31日に、大規模地震発生を受けての引き取り訓練を予定しておりましたが、臨時休業となり実施できませんでした。しかし本日臨時朝会を行い、地震の際の避難の仕方について確認しました。ぜひお子様と保護者様で、我が家の防災について、話題にしていただければと思います。地域の皆様も「篠原小学校地域防災拠点運営委員会」を開き、地域防災に取り組んでくださっています。地域一丸となって、いざというときに備えていけるということは、とても安心です。

 

 

 「災害級の感染拡大」という言葉がテレビで盛んに聞かれるようになりました。8月27日から31日までの3日間の臨時休業にご協力くださいまして、本当にありがとうございました。本日9月1日より13日までの予定で分散登校となります。登校するグループと、持ち帰ったタブレットをご家庭でWi-fiにつなぎ家庭学習に取り組むグループが、毎日入れ替わる分散登校。個人貸与タブレットは、6月15日にGIGA開き集会を行い、扱い始めたばかりです。発達段階に合わせ、子どもたちの様子をよく見ながら使用していきたいと思います。うまくいかないこともたくさんあるでしょう。少しずつ解決していきます。保護者の皆様のお力添えも必要になると思います。この「災害級の」困難を乗り越えるため、どうぞ力を貸してください。マスクなしで子どもたちが校庭を駆けずりまわる日常を再び手にする日に向かって、進んでいきたいと思います。

御礼 入学式などで美しい歌声を披露してくださっていた「篠原小PTAコーラス」の活動停止が決まり、残った活動費12,490円を、横浜市ふるさと納税「教育活動の充実」として本校にご寄付いただきました。備品購入等に使用させていただきます。ありがとうございました。