先週5年生の総合的な学習の時間に、「NPO法人海の森・山の森事務局代表の豊田直之さんをお迎えして特別授業をしていただきました。

 

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豊田さんは、海洋プラスチック問題の先駆者であり、日本を代表して海外に視察などに行かれています。プラゴミバスターズとしても、神奈川県の海岸を何年もかけて400km以上きれいにしています。

 

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有名な魚クンがTVチャンピオンに出ていた時の問題の出題者だったそうです。多くの魚の図鑑の著者でもあります。

 

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また海洋写真家として、海の中の幻想的な写真をたくさん撮影されて、カレンダーなども作っています。左の写真は海の底から海面を撮った一枚です。右の写真は、本当に貴重な「サンゴの産卵の瞬間」です。無数のつぶつぶがサンゴの卵です。何千兆という数の卵が、あるタイミングで一斉に産卵されるそうです。とても神秘的な一枚でした。

そのような活動を続けているうちに、どんどんと海の中にごみが増えていることに気が付き、今の活動につながっているそうです。

 

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数々の幻想的な写真や間近で獲ったシロナガスクジラの迫力に、みんな圧倒されていました。

 

 

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これは海底にたまっているプラスチックのゴミです。このような大きなもの以外にもマイクロプラスチックといって、目に見えない細かいプラスチックが大量に海に流れ込んでいます。プラスチックごみ、海洋プラスチックについては5年生になってみんなも学習してきたのですが、これまで学習してきたこと、調べてきたことがより深まりました。

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では、これからどうしていったらよいのでしょうか。実際に自分の目で見てきた海外の例をいくつか教えてもらいました。

環境先進国のドイツでは、例えば有名ライン川には堤防がないそうです。環境にストレスをかけない、共存大事にしているという話を聞きました。知らなかったことをたくさん教えていただき、今までの学習がより具体的に理解できました。豊田様、ありがとうございました。