10月22~23日にかけて、愛川ふれあいの村に行きました。

 初めての宿泊体験ということで、子ども達は少し緊張しつつも、期待に胸を膨らませて当日を迎えました。

 

 1日目は朝から天気も良く、バスでふれあいの村に着くと、さっそく高取山に登りました。とても急な山道でしたが、お互いに励まし合い、時には休憩して素晴らしい景色を楽しみながら歩みを進めました。頂上に着くと、「やった、頂上だ!」「展望台にも上がってみようよ!」と疲れも吹き飛び、景色を堪能しながら昼食をとりました。下山後は村内ウォークラリーや夕食、夜のキャンプファイヤーなどイベントが目白押しで、終始子ども達の笑い声が響いていました。

 

 2日目も天候に恵まれ、バスで近くの宮ケ瀬ダムまで行きました。放流の瞬間を見ようと大勢の人が集まっていました。放送が入り、放流が始まると大きな音と共に大量の水が流れてきました。子ども達からも歓声が上がり、約6分間の放流はあっという間に感じられました。その後は隣接する愛川公園に移動して昼食を食べ、自由時間にアスレチックなどを楽しみました。最後にレインボープラザ(愛川繊維会館)で手織り、藍染め、紙漉き、組み紐の工芸体験を行い、世界に一つだけの作品をお土産に、帰路に着きました。

 

 今回の体験学習では「自分達の力で体験学習を成功させる」という意識を大切にしたかったので、全員が係に入って役割を担いました。有意義な体験学習になったのも、子ども達みんなの努力があったからです。子ども達の顔も少し大人になったように感じられました。