できないことに目を向けるばかりでなく

できることを探したり考える

 

 パラアーチェリー日本代表としてパラリンピックに出場した永野美穂選手をお招きして、5・6年生に講話をいただきました。

 

 アーチェリー選手としての人生や生き方、将来に向けて「夢」や「目標」をもつことの大切さについて話していただきました。永野選手が話された言葉は、いずれもとても心に響くものでした。

 

《子どもたちの感想より》

 私はアーチェリーを「両手がないとできない」とかんちがいしていました。でも永野さんは自分でいろいろ考えて「口」で弦をかんで引っぱるようにしました。すごくないですか!?「できない」ことでも、考えれば「できる」ようになるんです。革命です! 

 ぼくが永野さんの話を聞いて一番心に残ったのは「目の前のチャンスをつかむ」という言葉です。将来の夢や目標を見つけるために、まずは動くことやとにかくいろいろなことをやってみることが大事で、身近にある小さなことから目標をもったり好きなことを見つけていくといいんだなと知りました。

 どんなにショックを受けても努力しプラス思考でいること、人との出会いの大切さ、当たり前のことかもしれないけど、自分はできていないなと感じました。将来の自分が太陽みたいに輝く姿でいられるために、今日からがんばろうと思います。

 自分と向き合う」難しいことである。自分の弱さやダメなところを受け入れるのは難しい。自分が集中できなかったり失敗したりしたことを、次に生かせるように、自分と向き合い、ありのままを受け入れるということを大事にしているのかなと感じた。

 いちばん大事だと思ったことは、「多くの苦労はたくさんの成功として返ってくる」ということです。永野さんは決してあきらめなかった、だから今のようなすごい人になれたのだと思います。自分も最後までやり通そうという気持ちになりました。

 話を聞きながら、今ぼくががんばっている野球についてつながることもたくさん教わったと思います。「目の前にチャンスはたくさんあふれている、でも気付かなければそのチャンスはつかめない」という言葉にとても共感できました。

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 この出会いが、子どもたちにとってすばらしい経験になったようです。ここでの学びを自分自身の“これから”につなげていけるとよいですね。

 

※この活動は、横浜日吉新聞でも紹介いただいています。