10日(火)16:00~ 40周年記念式典・祝賀会委員会話し合い

             40周年記念誌委員会話し合い

 40周年の記念式典・祝賀会担当と、記念誌担当に分かれて、話を詰めていきました。記念誌はこのページにこの内容、と構想はほぼ決まりました。子どもたちが社会の授業で習う内容に沿って、というのがひとつのテーマです。よって子どもたちに馴染みのある場所を入れて、声もとりこんで、彼らが大人になった時、なつかしく思ってくれるようなものにしたいです。

 参考資料として、20周年、30周年時の記念誌、他校の記念誌などを見ていますが、20年前の南本小の写真。現在とのあまりの違いに驚きました。20年間で、こんなに変わるものなんですね。他にも昔の写真をこの先見る機会があると思いますが、ひそかに楽しみにしています。

 記念誌を担当してくださる大跡自治会長さんは元校長先生。副校長先生いわく「もう何度も記念誌は作っておられるから」。百人力ですね。学校の記念誌担当である松山先生に「今の教育要綱は…」なんて質問されている様子は、校長先生っぽいです。小出しに話してくださる学校の裏話なんかがとてもおもしろいのです。

 私は記念誌担当なので、もうひとつの話し合いの内容も。

 「記念式典・祝賀会も当日の流れを中心に話し合いました。このような打ち合わせを何度も繰り返さないと、当日たくさんの方々をスムーズに誘導するのは難しいのだと感じました。」

 記念誌は締切りはあれど、何度でも校正、やり直しがききます。記念式典・祝賀会は、ぶっつけ本番。あらゆる状況を想定して備えなければならない。当日が近づくにつれ、胃が痛くなりそうです。

 

運動会の綱引きについて

 今年も保護者参加の競技で、綱引きを行います。たくさんの方に参加していただきたいと思います。

 毎年、時間がなくゴチャゴチャのまま入場、綱引きスタートで、「男女比が不公平だった」「あっちの方が人数が多かった」といった不満も出ています。できるだけスムーズに競技を開始できるように、いくつか注意事項とお願いを挙げておきます。

 昨年は、各委員会の正・副委員長と本部役員が、運動会の間、参加の呼びかけをしながら軍手を渡していました。しかし今年は、事前に軍手をお渡ししません。

 まず、綱引き参加の案内放送があったら、入場門付近に集まってください。

 次に、校長組とPTA会長組に分かれ、2列に並んでもらいますが、その時に区別しやすいように、白色の軍手と、黒色の軍手を渡します。(もし、ご夫婦で、お友達同士で同じ組になりたければ、同じ色の軍手を受け取ってください。とはいえ、男女比合わせ、人数合わせでチェンジするようになるかもしれませんが、御了承ください)。

 男女比の確認がやりやすいように、男性が前方、女性が後方に並んでいただければ助かります。

 せっかくの勝負。後腐れがないように、そして、スムーズな進行になるように、御協力をお願いします。 

 

 

5月13日(金)18:00~ 南本宿小PTA親睦会

 今日は、藤本前校長先生の送別会と、石川校長先生の歓迎会を兼ねた親睦会です。水田指導員さんや各自治会長さんなど、地域の方々が集まってくださいました。

 最後に、鈴木一松さんが「綴り方を書いてきました」と、素敵な詩を朗読してくださいました。

 

 記憶があいまいで情けないのですが、「この坂は何度も上った坂道。子どもたちのために何度も上った坂道」で始まる詩でした。全文を載せて、保護者の皆様にも読んでほしかったのですが、あの場で綴り方の紙をもらうのを忘れ、その後の水田作業で一松さんに聞いてみたところ、「もう、捨てちゃったよ~」とのこと。「思い出して、また書いて、それをください!」とお願いはしてあります。

 もう一度、読みたいです。PTA活動の原点につながる、いい詩だったのです。

 

 

5月19日(木)8:20~ あぜ塗り

 あぜ塗り? これまた、何をするのか、何のためにするのか、よくわからない。多分、鍬であぜを整えていくのであろうと想像はするものの、鍬をまともに使えない私たちが何をするのだろう?

 まず、田んぼは水を張って、その水を維持しなければいけません。なぜ、田んぼの水は抜けないか? 底面は代かきによって、田の土が泥となり水を維持します。側面(あぜ)は外に出ているため、あぜの表面に泥を重ねて塗り固め、田んぼの水が流れてしまわないようにするのだそうです。

 やはり、鍬を使うのは指導員さん。私たちは手で、田んぼの中の泥をすくい上げ、あぜの上と壁に置いていきます。それを指導員さんが鍬で、まっすぐに平らにしていきます。

 この日のあぜ塗りには、保護者の係の方15人(欠席2人)が参加してくださいました。

 

 何でもやってみよう!で、鍬を使わせてもらいました。私たちが置いた泥に、さらに鍬で底の泥をすくってのせます。ずるずる泥が流れ落ちる前に、素早く鍬の背を押しつけて、なでるようにまっすぐにするんだよ、と教わりましたが…。まず、うまく泥がすくえない、のせられない、「次、どうするんですか?」とワタワタしてる内に泥が落ちてしまい、再度のせて、押しつけてなでてみたけれど、でこぼこで全く平らにならない。鍬でなでればなでるほど、ぐちゃぐちゃになり、即交代。「ちゃっちゃとやんなきゃダメなんだよ」と手厳しい一言が。「あぜ塗り3年」とも言われるそうです。3分じゃ、とうてい無理でした。

 万騎小の役員さんが、このカドのあるあぜを見て、「ケーキみたい」と言いました。たしかにケーキのナッペのようです。

 

           

           見てほしい、この美しいカドのあるあぜを → 

 

 今は、あぜ塗り機なるものもあるらしいし、ビニールシートで代用したり、あぜをコンクリートで塗り固めた田んぼもあるようです。このあぜ塗りの技術を見られるのは貴重なのかもしれません。

 

 

5月21日(土) 運動会 

運動会におけるPTA本部のメインとなるお仕事は、保護者参加の綱引きを仕切ることです。

放送で参加者に入場門に集まっていただき、白色と黒色の軍手を配り始めたのですが、「赤組はどっちですか?」「白組がいいんですけど」と何人もの方に言われ、私、一瞬、頭が混乱してしまいました。お子さんと同じ組になって、加点に少しでも協力したいという親心だったんですね。

 この“パワー全開!大綱引き”は、得点に関係しない競技です。校長先生チームとPTA会長チームに分かれて競い合うものです。しかし、プログラムの内容に「紅白に分かれて…」とあるので、勘違いされた方もおられたかもしれません。来年はこの文面も訂正しようと思います。快く、たくさんの保護者の方に参加していただき、本当にありがとうございました。

 

 結果は、PTA会長チームの圧勝!に近かったですね。奇しくも、会長チームが白色の軍手、校長先生チームが黒色の軍手…。「やはり、軍手の色が悪かったんですかね…」と、校長先生チームを応援していた書記さんがぼそり。相撲でも負けを黒星といいますもんね。区別しやすいようにカラー軍手を探して、たまたま黒色がいちばん安かっただけで、何の他意もなかったのですが…。しかし、退場の際、白の軍手を黒に替えてもらっていいですか?と黒の軍手を持ち帰る方も多く、黒軍手、人気でした。

 

 

5月25日(水)9:30~ P内打ち合わせ→第3回役員会→第2回実行委員会

 まず、総会について。今年は多少コンパクトにまとめることができたのではないか。来年は、どんな総会にするか? コンセプトを決めてからやってみましょう。

次に、運動会について、反省点や良かった点などを話し合い、副校長先生からは裏話的な話も聞けました。

・裏門のすぐ近くでタバコを吸う人がいて、煙が児童席に流れていた。

・綱引きは予想以上に保護者の方に参加していただけて、にもかかわらず、比較的スムーズに競技に入れた。

・参加賞のマッキーの評判がよかった。

*場所取りで一番最初に並んだ人は、真夜中からだった。

*泊まりこむ先生がおられて、運動場を適度に湿らせるため1時間ごとに水まきをするのだが、開門の1時間前に最後の水まきをしたため、場所取りの時に水たまりができてしまっていた。

*赤と白の点差があまりひらかないのは、競技ごとの点数の配分にコツがある、等々。

 そして、5月、6月、7月の行事予定について。6月は、学校行事だけではなく、いろいろと目白押しです。

 実行委員会では、各委員会の委員長さんが活動報告をしてくださいました。月1回の定例会は必須ではなく、必要に応じて開いてくださいとお願いしていましたが、こまめに集まって活動されているようです。校外委員さんは、セブンイレブンの新開店によって旗当番の位置を変えたり、旗当番の旗セットの回し方にちょっと問題が起きて、それを解決したりと、細かく気を配らなければならない仕事なのだと知りました。

 また、実行委員会におけるお茶当番をやめました。自分の飲み物は持参する、が基本です。

今年度分の役員会・実行委員会の日程をすべて決め、参加しやすくしました。さらに、去年より1回減らしました。

 

 

5月31日(火)8:20~ 代かき

 子どもたちが本格的に田んぼに入る代かきです。

 田んぼに入って、足で土を細かく砕く作業です。土を踏みほぐす感じです。代かきによって、田んぼの表面を均一にし、あぜ塗りでも書きましたが、土を泥にすることによって水が抜けるのを防ぎ、田植えをしやすくするのです。

 この日の代かきには、保護者の係の方22人が参加してくださいました。

 

            戦の前みたいな静けさが漂います…

  

 そして、この後、ぐちゃぐちゃになります。

 大人でも膝のあたりまで泥にはまると、足を抜くのが難しい。ましてや背の低い3、4年生。ごくごく、あっさりと泥にはまって転びます。いえ、倒れます。転んでしまう子もいれば、自ら転ぶ子、泳いでいると表現するしかない子もいます。水かけっこのように泥をかけ合う子もいます。逆に不機嫌そうに、嫌でたまらないって顔してる子もいます。

 この日、私は(勝手に)傍観者でいる予定でしたが、近くの女の子が「足袋がずれちゃったぁ~」と言うので、履かせ直そうとした際、その子に泥まみれの手で肩をつかまれ、諦めがつきました。田んぼに入って泥を踏み、泥にはまった子の泥だらけの腕をとって引っ張り出し、泥でぬるぬるになったあぜ道で背中からひっくり返るのを必死に耐え、泥まみれの子をあぜ道に引っ張り上げ、顔はガードできてましたが、いつの間にやらどろどろになっていました。

 戦の後、洗い場は大混雑。子どもたちは1人につき10数える間しか水をかけてもらえません。ほぼ泥は落ちません。そばにいた子は、思わず「え? 水かけてもらった?」って尋ねたくらい、水浴び後にもかかわらずどろんどろんでした。濡れた服は垂れ下がり、全身泥色に染まり、ゾンビの様相で学校へ戻ります。そして、若干寒いんです。多分、代かきの最中は後先考えず泥に浸かったんでしょう、ガタガタ震えながら今になって「やり過ぎた…」と後悔してる?子もいました。

 万騎小の子たちは、学校が近いために水をかけられることなく、そのまま戻ります。クラスの人数を数えていた先生、「あ、やっぱり足らない」(←でも、あまりにも泥に染まっているため、誰が足らないかが微妙に不明…)と探したり。あちこちで笑える場面がありました。

 時代が違えど、私が子どもの頃でも、ここまで泥んこになった経験はありません。我が子が持ち帰る服の洗濯は大変ですが、3年生と4年生の2回くらい、泥まみれになるのもいいかな、と思いました。放課後、近所で遊んでた4年生みんなの耳の後ろに、まだ泥がついていて、また笑ってしまいました。