SDGsに向けての取り組み(6年生)
こんにちは。今回のホームページの記事は、先生ではなく、6年生の子どもたちで考えて作っています。
三保小学校の6年生では総合の授業でSDGsの学習を進めています。その中でSDGsの17の目標とその他のグループに分かれて学習をしています。各班、目標に沿ったことを調べ、最終的に1グループ1つのSDGsロッカーというものにその成果をまとめています。
これが完成したSDGsロッカーです。
僕たちはその中の7番の「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」について活動しているグループです。今回、7番についての私たちができる節電方法について調べたり、また、Dr.Balaこと大村和弘さんの出前授業を聞いてわかったりしたことを報告します。
私たち6年生は、昨年の12月6日に行われた大村和弘さんの出前授業を受けました。大村さんは東南アジアの医療レベルを上げるために尽力している方です。出前授業の中で、こんな話を伺いました。大村さんが東南アジアで手術中、手術室が停電し、非常電源を使って手術をすることが頻繁にあったと聞きました。自分たちで東南アジアの実情を調べてみると、ベトナムで電力が不足しているという現状や、インドネシアでは、電力不足で世界1位の輸出量を誇る石炭を禁輸するという異例の事態まで起きていることがわかりました。
大村医師のお話を聞いて、「自分が」できることをしていくべきだと感じた僕たちは、不要な照明を消したり、カーテンなどで熱の出入りを防いだりする取組みを各々の家で行いました。また、僕たちはエアコンが電源をつける時と切る時に電力を使うことに着目して、どのような使い方をすると節電につながるのかを調べました。調べた結果、30分までの外出なら、電源をつけたままにしていた方が節約につながるが、1時間以上の外出なら電源を消したほうがいいことが分かりました。そのほかにも、設定温度を1℃変えるだけでも大きな節電につながるので、ぜひ実践してみてください。
学校に設置する予定のロッカーにはSDGsの1~17番に関連する自分たちができることなどをまとめています。ぼくたちのロッカーには以下のようにペーパークラフトで作ったクーラーや
みなさんも節電に関する取り組みをするなど、SDGsに興味をもってもらえたら嬉しいです。