2月15日、学校と地域とが合同で防災訓練を行いました。

災害によって、停電、断水になった際に、トイレが使用できなくなります。横浜市内の学校防災拠点には「はまっこみんなのトイレ」が設置されていて、非常時には、校舎裏に仮設トイレが設置されます。汚水を排水するにはプールからポンプで水を給水します。当日は地域の方々が仮設トイレを組み立てる訓練、プールのポンプを起動させ、水を排水する訓練を行いました。断水の際、地中にある飲料水のタンクから水を供給する設備も水道局の方々のご指導で確認できました。大きな窯でお湯を沸かし、専用の袋に水とお米を入れて茹で、一人分の米飯が約15分で炊き上がりました。

子どもたちは、煙が充満した部屋での避難体験や、初期消火訓練、放水体験、手回しランタンでの充電、アマチュア無線体験などで、災害時の対応知識を高めました。消防車を間近で見学したり、1年生のみですが、ミニ消防車の運転を体験したりする機会もいただきました。

昨年設置された、停電時の夜間照明施設で、カセットガスボンベで作動する発電機を接続する訓練も行われました。

災害はいつ起こるかわからない。自助、公助、そして共助を大切にし、万が一に備えましょう、という消防出張所所長さんのお話で訓練は終了しました。