9月5日(火) 「今、私にできること」 -校長室よりー
「今、私にできること」
青空が広がり始めた朝、全校朝会が行われました。今日の話は、アンデス地方に伝わる民話「ハチドリのひとしずく」の話をしました。次のような話です。
森が 燃えています。
森の生き物たちは 我先にと 逃げていきます。
でも、クリキンディという名のハチドリだけは、行ったり来たり、
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは、火の上に落としています。
動物たちがそれを見て、
「そんなことをして、いったい何になるんだ」と言って笑います。
クリキンディは、こう答えました。
「私は、私にできることをしているだけ」
いかがでしょうか。クリキンディの行動は、私たちにいろいろなことを問いかけ、また教えてくれていると思います。例えば「平和」について・・・ 戦争や犯罪のない平和な世界にするためには・・・
友だちや周りの人を大切にすること、許し合う気持ちをもつこと、暴力やいじめを許さない心をもつこと・・
そんな一人一人の気持ちが、やがて大きな力になっていくのではと思います。
自分にとっての「今、私にできること」を、見つけていきましょう。

登録日: 2017年9月5日 /
更新日: 2017年9月5日