R6. 8月30 日(金)

 みなさんこんにちは。今日は台風の影響で雨がひどかったですね。激しく降ったり、やんだりしていましたが、栄区内でも朝から防災情報で、がけ崩れなどの危険な場所が届いていました。笠間小では、がけ崩れ防災拠点を開設したようです。ほかの学校でも、山だったりがけだったりと接している学校は自主的に登校を控えた子も多かったとのことでした。正しい情報を聞き、防災の備えをしたり、早いうちに避難したりなど、身を守る行動ができるよう、いつも心掛けたいですね。

 さて、今日は6年生が外国語と国際理解教室のダブル外国語活動をしていたので、その様子をお伝えします。

 まずは外国語。「どこの国にいってみたい?」「ここに行ってみたい!」「そこでは〇〇が見れるよ、○○が食べられるよ。○○ができるよ」といった一連の問いかけを歌にのせて英語の学習を楽しんでいました。「インドに行ってみたい」「インドではカレーが食べられるよ」「スイスに行ってみたい」「高い山が見れるよ」などのように歌が進んでいき、子どもたちも一度聞いてすぐ歌っていました。先生からも思わず「一度聞いて歌えるなんて、みんなすごいじゃん!」という言葉が出ていました。スローペースのロックミュージックなので、覚えやすく、そしてかっこいい感じ。スイスでは高い山が見れる、というフレーズでは、子どもたちから「おー!さすがスイス!」という声も上がっていました。

 国際理解教室の今年度の先生は、オランダ出身の先生です。今日は、日本とオランダの学校の違いを学習していました。子どもたちは、グループになってオランダの学校のことで聞いてみたいことを考え、そして質問していきました。「どんな強化があるのか?」という質問の答えに、子どもたちがびっくりした答えがあり、とても盛り上がっていました。それは、自転車免許を取る学習がある、ということでした。学校で免許を取るの???とびっくりぽんだらけ。私も初めて知りました。オランダは土地が平たんなので、自転車で移動することが多いのだそうです。そしてなんと、自転車はオランダの人口より多い、とのこと。ここにも子どもたちはびっくりと納得をしていました。自転車に乗るのはエコだからということで、エコの考え方も浸透しているとのことでした。

 それぞれの国の違いを知ること、文化を知ることは世界観を広げます。気候や土地や自然などの環境によってそこに生まれる文化は違うけれど、その風土だからこそそういう文化が生まれたんだな、ということを自然に学べる国際理解です。知ることは理解することにつながります。理解し合うこと、認め合うことにもつながりますね。大切な学習だと改めて思いました。