R3.2.11

 みなさん、こんにちは。今日は5年生が三浦上郷体験学習(2日目)で三浦に行きました。連日の校外学習のため子どもたちに前日の疲れが残っていないか心配していましたが、本郷台駅前に集合したときには、子どもたちは、みんな元気いっぱいでした。

 出発式を終えた後、バスに乗って三浦方面に向かいました。最初の目的地である三浦YMCAでブロ雅農園の鈴木雅智さんの講演がありました。鈴木さんは農薬の使用を極力控え年間100種類以上の野菜を栽培している農家の方です。講演では、こだわりの有機質肥料を使用した野菜づくりや、野菜づくりにかける鈴木さんの思いを聞くなど、学校では学ぶことができない貴重な機会になりました。講演後には鈴木さんの農園で農業体験をしました。抜き終わるまでどの品種の大根か分からない野菜ガチャ、両手を使って抜けた分のラディッシュがもらえる体験など、様々な方法で野菜を収穫しました。野菜ガチャでは市場に出回らない黒い大根を抜いた子どもが大喜びする姿や、両手いっぱいのラディッシュを収穫した子どもが嬉しそうにしている姿などが見られ、楽しく農業体験ができました。収穫した野菜を子どもたちが家庭に持ち帰り、どのように調理するのかが楽しみです。

 農業体験後は三浦YMCAに戻って昼食、油壷マリンパーククイズ大会を終えた後、バスに乗って本郷台小学校に戻りキャンドルファイヤーをしました。体育館でキャンドルファイヤーを行うということで様々な制限がありましたが、ろうそくの火を懐中電灯の光にする、声を出さないように歌声を吹き込んだ音楽を流す、友だちと一定の間が空くような隊形を工夫するなど、子どもたちがアイデアを出し合いながらキャンプファイヤーをつくり盛り上げていました。振り返りの場面では、三浦上郷体験学習のめあて「MAKE IT OURSELVES ~学ぼう! 仲を深めよう! 創造しよう! ~ 」を達成できた喜びや、2日間の活動を通して自分たちが成長したところを堂々と発表している姿が見られました。今年度の体験学習は、子どもたちにとって、たくさんの制限がある中でも前向きに取り組むことや、お互いに知恵を出し合いながらよりよいものをつくることの大切さを学ぶ機会になりました。

 保護者の皆様には、たくさんのところでご理解ご協力をいただき感謝しています。今後もどうぞよろしくお願いします。