6年生の修学旅行  7/3(日)~7/4(月)

 

 6年生が楽しみにしていた日光修学旅行に出かけました。

 日光彫では、名人の手元を食い入るように見つめ、「ひっかき」という独特の彫刻刀に悪戦苦闘。「夏休み最終日に溜まった漢字ノートをやるくらい手が痛い。」と言いながらも、思い思いの作品を彫り上げ満足げに眺めていました。早く終わった子から進んで机上や床の掃除に取り組む姿がとても頼もしく見えました。

 戦場ヶ原のハイキングでは、目的地に向かってひたすら歩みを進める班、清流に手を浸したり花を眺めたりと自然を満喫する班と様々でしたが、どの班も行き交う人に「こんにちは。」「ハロー。」と声をかける姿が微笑ましく見えました。

 源泉では、湧き出すお湯に「温かい。」「熱い。こんなお湯には入れないよ。」「匂いがすごいね。」と感嘆の声を上げ、そこから引いた濁り湯の温泉に気持ちよく浸かりました。「竜頭滝」「湯滝」「華厳の滝」と趣の違う3名瀑を見ましたが、どの滝が心に残ったでしょう。

 輪王寺と日光東照宮の見学は、工事や修復作業のため、見られないものもたくさんありましたが、事前に調べたことをガイドし合い、しっかりと歴史学習を行っていました。

 また、「これは妹の。」「おばあちゃんにはどれがいいと思う。」と、自分のためではなくお土産のための買い物をする姿が見られ、家族への温かい思いが感じられました。

 いろいろな経験をし、友達との絆を深めた2日間、忘れられない思い出がたくさんできたことでしょう。