横浜市養護教諭研究会


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ごあいさつ 


 横浜市養護教諭研究会のWebページを御覧いただきありがとうございます。

本会は、横浜市立学校に勤務するすべての養護教諭をもって組織された研究会です。昭和57年(1982年)に発足し、今年で42年目を迎えました。その目的は、子どもたちの心身の健康を守り、養護教諭の役割や職務の向上をめざすことにあります。そのために、それぞれの組織(各研究会・学校保健会・組合)が行っている活動を密に情報交換し、全体としての課題や進むべき方向性を確認し、共通理解を図り調整しながら連携を深めています。また、本研究会には、養護教諭であった管理職のみなさまにもご加入いただいており、それぞれの立場、様々な見識からのご意見やご助言をいただいています。

「令和の日本型学校教育」に係る答申等を踏まえた動向の中で、令和4年3月に「養護教諭及び栄養教諭の資質能力の向上に関する調査研究協力者会議」の開催が決定し、議論の取りまとめが公表されました。この中で養護教諭に求められる役割(職務の範囲)についても挙げられています。この数年間、新型コロナウイルス感染症への対応に追われてきましたが、多様な専門人材の学校教育活動への参画が進む中で、「チームとしての学校」の視点からも、改めて養護教諭の専門性や役割について考えることが求められていると感じます。

横浜市養護教諭研究会の会員は、約590人。「それぞれの養護教諭が組織を大切にし、組織が一人一人の養護教諭を大切にする」という意識を持つことができるような組織をめざしていきたいと思っています。お互いに学び、支え合うことで、一人一人の力が結びつき「組織」となります。校種や経験年数が違っても、子どもたちの健康・安全のために、また、すべての養護教諭がそれぞれのよさを向上させ、日々生き生きと職務に邁進できるように、今後も研究会の活動を一歩ずつ進めてまいります。みなさまの本研究会へのご理解とご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

令和5年8月
横浜市養護教諭研究会
会 長   鈴木 昌子